femme fatale、戦慄かなの生誕祭が大盛況で終演！妹・頓知気さきなからのサプライズも

■『お騒がせファビュラス、23歳になったよぅ』は、femme fataleと戦慄かなののソロパフォーマンスと2部制で実施！

9月10日、東京・EX THEATER ROPPONGIにて戦慄かなの生誕祭として、femme fataleワンマンライブ『お騒がせファビュラス、23歳になったよぅ』が開催された。

前半40分はfemme fatale、後半30分は戦慄によるソロパフォーマンス、という2部制で行われた。

緊急事態宣言下での開催となったが、ゲートでの検温・消毒を徹底し、観客の声出しを禁止するなど、感染症対策をしっかり行い、公演を成功させた。

開場すると、隠し子（ファンの呼称）たちの期待の声が飛び交う。

定刻の19時を10分ほど過ぎたタイミングで会場が暗くなり音楽が流れ始めると、ペンライトの光がリズムに乗って揺れる。間もなくして、舞台奥から戦慄かなのと頓知気さきながバックライトを浴び登場。

そして「鼓動」でスタートを切る。足元に焚かれたスモークが、白い衣装を着たふたりの存在をより神秘的に感じさせる。

「鼓動」後は、ダイナミックな動きが印象的な「フェイズ」。「ピューピル」では、天井に吊るされたミラーボールが回る。MCでは、妹の頓知気さきなから姉の戦慄に向けて「お誕生日おめでとう～！」のひと声。会場は拍手で包まれた。

MC後は「down shout leaf」「安眠swimming」「Cupid」と、魅力的なパフォーマンスで広いステージを彩るふたり。

その後のMCでは、戦慄らの指示で観客らが「え～～！」という声の代わりに地団駄を踏むなど、この状況ならではの楽しさも生まれた。

femme fataleのブロックの最後を締め括るのは、9月3日に配信リリースされた新曲「Club Moon」。3つのミラーボールが回り、一気に会場はクラブにいるような雰囲気に。Club Moonの異世界にいるような世界観に入り込める演出が組まれていた。

休憩を挟み、戦慄ソロパートに移る。

先程までのかわいらしい雰囲気から打って変わり、響くサイレンと蠢く赤いライト。観客の視線がステージへ集まる。戦慄が登場し、ダンサーたちのセンターに入り激しいダンスを披露。一瞬で衣装が変わり、ステージ壇上に登場する戦慄。ダンサーたちのなかでひと際存在感を放っていた。

その熱気のまま、戦慄のMVでのダンスが話題となった「Fire Paan」に続く。赤や紫の照明とスモークが印象的な、セクシーでエネルギッシュなステージとなった。

MCを挟み、9月10日に配信開始されたソロニューシングル「Baby UFO」を披露。かわいらしいながらも力強いパフォーマンスで、「Fire Paan」からの振り幅を見せた。そして、「バタフライ（アコースティックバージョン）」「サバイバー」をスタンドマイクで歌い上げ、8月27日に配信リリースされた、夏の終わりにピッタリな3rdシングル「soda」が続く。

「soda」後のMCで戦慄が「あと1曲しかない」と言うと、観客が揃って地団駄を踏むシーンも。バックダンサー“戦慄ビッチーズ”のメンバー紹介を終え、最後の曲「drop」に移る。激しいダンスのなかに妖艶な表情を見せる戦慄。10人のダンサーと共に圧巻のパフォーマンスを披露し、パフォーマンスの最後を締めくくった。

MCに移ると、頓知気がバースデーソングを歌いながら「本日の主役」と書いたタスキを持ってサプライズ登場。戦慄の顔が大きくプリントされたTシャツを着たビッチーズたちがフラワーケーキやアルバム、くす玉などを持って頓知気に続く。戦慄は驚きながらも、「エモ！ありがとうございます！」と言って喜んでいた。

記念撮影も終え、ふたりが退場したあと、11月29日に東京・USEN STUDIO COASTにてワンマンライブが開催されることが発表された。

なお、この日の公演は、PIA LIVE STREAMにて9月20日までオンライン視聴が可能。

PHOTO BY 横山マサト

■femme fatale ワンマンライブ　戦慄かなの生誕祭「お騒がせファビュラス、23歳になったよぅ」
2021年9月10日（金）東京・EX THEATER ROPPONGI
＜セットリスト＞セットリスト
■femme fatale
01. 鼓動
02. フェイズ
03. ピューピル
04. down shout leaf
05. 安眠swimming
06. Cupid
07. Club Moon

■戦慄かなの
01. ダンスコレオ
02. Fire Paan
03. Baby UFO
04. バタフライ(アコースティック)
05. サバイバー
06. soda
07. drop