■乃木坂46・久保史緒里が、決して笑わない花魁を熱演!
乃木坂46・久保史緒里が出演した舞台、パルコ・プロデュース2022『桜文』が、CS衛星劇場にて2月5日にテレビ初放送される。
脚本の秋之桜子と演出の寺十吾がタッグを組んだ、明治期の吉原が舞台の情感溢れる悲恋の物語。吉原随一の花魁を乃木坂46の久保史緒里が演じ、ゆうたろう、石倉三郎、榎木孝明らが出演する。
■ストーリー
明治後期、激動の時代の吉原遊郭。当代随一と謳われる花魁、桜雅(おうが)は、その妖艶な佇まいとともに、決して笑顔を見せないことでも、その名を知られていた。何とか桜雅の笑顔を引き出そうと、当代きっての大店、紙問屋の旦那、西条宋次郎(さいじょうそうじろう)は、その財力で豪華絢爛、贅を極めた花魁道中を開くことに。
一方、吉原のような世界とはまったく縁のない堅物で生真面目な若き小説家の霧野一郎に花魁道中の記事を書かせようと、新聞社が白羽の矢を立て、見物に参加させていた。まったく笑わない桜雅を目の前に、霧野は、純真な心で思わず「笑ってください」と、叫んでしまう。途端に、「なぜ…」と発しながらゆっくりと倒れていく桜雅。混迷する花魁道中、騒然となる大勢の見物客。
それは、決して思い出さないように心の奥深くに閉じ込めていた想いが、一瞬にして呼び覚まされてしまった瞬間だった。桜雅がかつて花魁の見習い、雅沙子として過ごしていた頃、心から想いを通わせ合っていた少年、仙太。ふたりの淡くはかない初恋の想いと残酷な顛末。仙太と同じ目を霧野は持っていたのだった。
花魁道中で笑顔を引き出せそうもなかった西条は、桜雅が突然意識を失ったことで体面が保たれた、と霧野をかばい、匿う。果たして、この奇妙な出会いがもたらす運命とは? 物語の歯車が動き出す……。
PHOTO BY 御堂義乘
番組情報
CS衛星劇場 パルコ・プロデュース2022『桜文』
02/05(日)17:30~20:30
作:秋之桜子
演出:寺十吾
出演:久保史緒里(乃木坂46)/ゆうたろう/松本妃代、石田圭祐、阿知波悟美、加納幸和、木村靖司、有川マコト、塾一久/石倉三郎、榎木孝明 他
番組サイト
https://www.eigeki.com/series/S74626