■(「30代の目標は?」の問いに)「何か食べたいもの言って」「イタリアン」「じゃあ、ここと、ここと、ここはどう?」みたいな。ああいう人になりたいです。(菅田将暉)
菅田将暉が、1月11日にミスタードーナツより発売される、人気スイーツ店「Toshi Yoroizuka」(トシ・ヨロイヅカ)のオーナーシェフ・鎧塚俊彦(以下、鎧塚シェフ)とミスタードーナツが共同開発した『misdo meets Toshi Yoroizuka ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ』の新TVCM『いくつの食感?』篇(15秒)に出演。TVCMは、同日から全国で放映開始となる。
今回の新TVCMでは、菅田が鎧塚シェフと初共演。新商品を手掛けた鎧塚シェフから差し出されたドーナツを目の前で食し、「これがヨロイヅカ式」とそのおいしさに感動の声をあげるストーリーを通じて、3種のショコラが絶妙に溶け合い、様々な食感の重なりが楽しめる「トリオレショコラ」をはじめとした『misdo meets Toshi Yoroizuka ヨロイヅカ式ガトーショコラドーナツ』の魅力を訴求していく。
■撮影エピソード
菅田がミスタードーナツのCMに出演以来、初めて共演者を迎えて行われた今回の撮影。鎧塚シェフとは初対面、しかも新商品を手掛けた本人を前にして食べるというシチュエーションに、思わず「緊張しますね」と漏らした菅田だが、いざ本番が始まってひと口食べた瞬間、大きく目を見開いた驚きの表情から、すぐさま満面の笑みに。そんな菅田のリアクションを見て、鎧塚シェフも「おいしそうです!」とにっこり。ふたりで顔を見合わせて、満足そうにほほ笑むと、すかさず監督から「OK!」の声が上がった。
カメラのセッティングが整うまでの待ち時間、楽しそうに談笑していた菅田と鎧塚シェフ。菅田いわく「(鎧塚シェフは)最初は厳しそうなイメージがありました」とのことだが、実際に鎧塚シェフの物腰柔らかで気さくな人柄に触れて、すぐに打ち解けると、あらたに開発されたガトーショコラドーナツや商品に使用している素材・カカオの産地などについて、質問攻めに。それに対して、鎧塚シェフが丁寧かつわかりやすく答えることで、ますます話が弾んでいた。
一方、菅田も鎧塚シェフからの質問に答えて、自身が出演した映画やドラマのエピソードトークを披露するなど、わずか数時間の撮影にもか関わらず、すっかり意気投合していたようだった。
■菅田将暉 インタビュー
――共演した鎧塚シェフの印象をお聞かせください。
菅田:めちゃくちゃ優しかったです。お会いする前は厳しそうなイメージがありましたが、にこやかな感じで、話もすごく面白かったです。チョコの話やカカオの産地とか、ちょっと聞くといっぱい教えてくださるから、すごく楽しかったですね。――新商品「トリオレショコラ」を召し上がってみて、いかがでしたか?
菅田:すごかったですね。いろんな食感という、まさに今回のキーワードどおりで。最初にびっくりしたのはすごく軽かったことです。いろんな食感、いろんな味があって、ちゃんとチョコなんだけど、何個でも食べられるぐらいの軽さがあって、とてもおいしかったです。――食べるシーンの撮影1回目は、思ったほどお口が開かなかったみたいですね。
菅田:めちゃくちゃ大きく口を開ければいけたんですけど、あの空間で、このビジュアルのドーナツで、目の前に鎧塚さんがいて、ガーッて食べるのもちょっとアレかなと思って、おしとやかにやらなきゃいけないなと(笑)。でも、おしとやかに食べようとすると、アゴって開かないんですね。だから、ちょっと苦戦しました。――「食感」がテーマの新商品にちなんで、菅田さんが好きな食感をお聞かせください。
菅田:今回の撮影でも思いましたが、ナッツ系が好きなんですよ。硬過ぎず、サクサクいけるんだけど、ちょっとねっとりする感じとか、油分があるような食感が結構好きですね。――セリフの“ヨロイヅカ式”にちなんで、これぞ“菅田式”といえるルーティンやこだわりをお聞かせください。
菅田:ルーティンとかこだわりってよく聞かれるんですけど、本当に何にもないんですよね。何かあると、他人を演じられないので、作らないようにしていて。でも、食べ物に関してはあります。いわゆる和食の場合、ご飯・メインの料理・副菜・汁物があるじゃないですか。それを三角食べじゃないけど、メインの最後のひと口を食べて、ご飯を食べて、一枚だけ残しておいた漬物を食べて、最後に汁物で流して、全部きれいに食べ終えるみたいなのは、やっぱり気持ちがいいですね。そういうことなのかな、こだわりって。でも、困るときもあるんですよ。明らかにお米が多いお弁当とか。それでも、ちゃんときれいに食べ終えたいから、配分を考えますし。もしかしたら、“何かだけを残す”という食べ方が、個人的に気持ち悪いのかもしれません。――間もなく30歳を迎えますが、30代の目標がありましたらお聞かせください。以前のインタビューでは、作品作りの裏方をやりたいとおっしゃっていました。
菅田:作品作りの裏方は、今動き出しているというか、そういうことが増えてきましたね。あ、目標ありました! 裏方になると、自分で動くことが増えて、打ち合わせが多くなるじゃないですか。打ち合わせはやっぱり場所が大事なので、もっとお店に詳しくならないとなって、最近思っていて。すごく詳しい人いるじゃないですか。「何か食べたいもの言って」「イタリアン」「じゃあ、ここと、ここと、ここはどう?」みたいな。ああいう人になりたいです。――お店の引き出しが豊富な人?
菅田:はい、そうなんです。ああいう人って、マメじゃないすか。俺がマメじゃないからなんでしょうね。行ったところとかメモするんですけど、メモったことを忘れるので、結局メモった意味がないというか。だから、「ここ、俺、行ったことある気がするなぁ」というのがめっちゃ多いんですよ。それで実際に伺うと、やっぱり行ったことがあって。メモリーできてないということですよね。行ってわかるやつ。土地勘がなかったり地理が苦手なので、その辺をちょっと2023年は頑張りたいですね。今自分がどこにいて、何をしたのかということを覚える意識を、持ちたいと思います。
――2023年の抱負を毛筆でしたためていただけますでしょうか。
菅田:(抱負を書いた半紙を掲げながら)「お店」です!
ミスタードーナツサイト
https://www.misterdonut.jp/