スキマスイッチ、20年のライブヒストリーを詰め込んだ“フルコース”なスペシャルライブを開催

■ファンからの様々なリクエストに応えた3部構成のライブ

スキマスイッチの一夜限りのスペシャルライブ『スキマスイッチ “Live Full Course 2022”～20年分のライブヒストリー～』が12月22日、日本武道館にて開催された。

“フルコース”というツアータイトルの通り、ファンからの様々なリクエストに応えた内容で、これまでのスキマスイッチのライブの醍醐味を余すことなく詰め込んだ3部構成で展開。

1部は、原点回帰としてスキマスイッチふたりだけのアコースティックステージ。拍手に迎えられて二人きりで登場するとまずはデビュー曲「view」を披露。ふたりだけの演奏はデビュー当時のインストアライブを思い出すというMCを挟みながら、ヒット曲「雫」や最新アルバム『Bitter Coffee』から「いろは」、ドラマ『おっさんずラブ』主題歌「Revival」をふたりきりのアコースティックアレンジで披露した。

2部は、バンドメンバーを呼び込んで、映画音楽から他アーティストへの提供曲まで様々な楽曲をカバー。Anlyとのコラボレーション曲として大ヒットした「この闇を照らす光のむこうに」を皮切りに、大橋卓弥が日本語吹替版に声優として参加した映画『SING／シング；ネクストステージ』からコールドプレイの「ア・スカイ・フル・オブ・スターズ」、敬愛する小田和正の「東京の空」、さらには自身のクリスマスソング「クリスマスがやってくる」とダニー・ハザウェイの名曲「This Christmas」のクリスマスメドレーを披露。そしてスキマスイッチふたりのルーツとして、常田選曲による槇原敬之の「素直」と、大橋選曲によるMr.Childrenの「タガタメ」をそれぞれ披露した。

3部は、ファンからのリクエストをもとに代表曲をふんだんに詰め込んだ2022年のライブ活動の総決算とも言える内容。クリスマススタンダードをイントロにアレンジした「星のうつわ」に始まり、大ヒット曲「ゴールデンタイムラバー」「奏（かなで）」で会場を沸かせ、恒例のロングMCを挟んだあとは、初期の代表曲「ふれて未来を」から最新曲「up!!!!!」で会場は一気にヒートアップ。そして最後の「全力少年」では、ステージ上のスクリーンに過去のライブ映像も映写される中、曲中のMCで来年20周年を迎えることとファンへの感謝を述べると会場は割れんばかりの拍手と手拍子に包まれ、記念すべき一夜限りのライブを締めくくった。

PHOTO BY 岩佐篤樹

【セットリスト】
view
雫
いろは
Revival
この闇を照らす光のむこうに
SKY FULL OF STARS
東京の空
クリスマスがやってくる〜This Christmas
素直
タガタメ
星のうつわ
ゴールデンタイムラバー
君の話
奏（かなで）
ふれて未来を
up!!!!!!
OverDriver
SL9
全力少年
ENCORE
20. Ah Yeah!!
21. ボクノート