■「自分の音楽と映像で“虚実ないまぜのトリックアート表現”が出来ないかと考え企画しました」(福山雅治)
福山雅治の最新曲「妖」(読み:あやかし)のMVが完成した。
同曲は、12月25日に最終回を迎える日本テレビ系10 月期日曜ドラマ『「invert 城塚翡翠 倒叙集」/「霊媒探偵・城塚翡翠」』の主題歌。このドラマでは、同一クール内でタイトルとビジュアルを一新し、同一主人公による新ドラマを放送するという連続ドラマ史上初の試みが行われた。
その主題歌を飾る、福山雅治サウンドの新境地ともいえる最新作「妖」。福山は「原作小説が持つ新境地のミステリー作品としての発明。そしてその発明を、前代未聞の構造と仕掛けによって視聴者を驚かせた連続ドラマ。その発明をオマージュし、自分の音楽と映像で“虚実ないまぜのトリックアート表現”が出来ないかと考え企画しました」と、自身がクリエイティブプロデューサーとして企画立案したMVについて語っている。
MV解禁の約2週間前、福山は公式SNS上にティザームービーを公開。「#すべてが伏線」という連続ドラマのコピーも添えられていた。突如公開されたティザームービー内で、フィンガータットダンスを披露する福山の姿を目撃したファンは、「指の動きが凄すぎる」「本当に福山さんが踊っているの?」「“すべてが伏線”という言葉が気になる・・・」「私たちは福山さんに妖されているのか・・?」といった様々な声が上がった。
そんなSNS上で話題となったティザームービーだが、完成版のMVの公開と共に『最新鋭のCG合成技術を用いた「トリックアート的MV」』だということが明かされた。
首から上が福山本人。首から下がフィンガーパフォーマンスグループの「XTRAP」によるもの。同楽曲の歌詞の中にある「眼に見えるものを きっと人は 見たいように見てる」、という一節が象徴するように、まさにトリックアートのような映像作品になっている。
福山が本作の構想段階で、インターネット上でXTRAPの映像と出会い、「フィンガーダンスアスリートとでも言いますか、彼らの壮絶なパフォーマンスに一瞬で魅入られました。彼らと是非作品作りをしたい」と、自らオファー。
どこまでが福山本人で、どこからが合成なのか? 一見しただけでは判らない「妖しくも美しい」トリックアート映像に仕上がっている。
「妖」MVは福山雅治公式YouTubeにて、12月22日12時にプレミア公開されまる。
注目を集める「妖」フィンガーダンスは、XTRAP TikTokアカウントにて「#妖チャレンジ」と題して”誰もが踊ってみたくなる”アレンジを加えたバージョンも順次投稿予定。投稿動画には福山公式TikTokアカウントからいいね!がもらえる可能性もあるという。
リリース情報
2022.12.05 ON SALE
DIGITAL SINGLE「妖」
福山雅治 OFFICIAL SITE
http://www.fukuyamamasaharu.com