■「今までなかったようなグルメ群像劇。胸を刺すような熱いシーンやコミカルでちょっと笑えるようなシーンもあり、楽しんで見ていただけると思います」(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE・吉野北人)
ドラマ『トーキョー製麺所』は、うどんチェーン店が舞台の青春グルメ群像劇。
トラブル続きでピンチに陥っていたうどん店『トーキョー製麺所』に、ポマードヘアに蝶ネクタイ、元ホテルマンという風変わりな新店長・赤松(吉野北人)がやってくる。
バイトリーダーの青井(柳俊太郎)(※「柳」は、旧漢字が正式表記)、学生バイトの緑川(奥野壮)と桃田(秋田汐梨)、パートの黄本(江上敬子)は終始赤松に振り回されっぱなし。果たして、この店に平和は訪れるのか…。5人の“麺戦士”たちの、ちょっと笑えて心に響く、新しいスタイルのグルメドラマが注目される。
主演を務めた吉野は「ドラマの魅力をたっぷりと伝えたいです」、続いてバイトリーダーを演じた柳は、「少しでもいろんな方々に見ていただけるよう、今日は楽しい会にしていきたいと思います」、続いて、奥野「楽しい日に今日がなりますように」、秋田「明日からついに放送ということで、ワクワクしています」、江上「私だけが本業が俳優ではないので、みんなの緊張をほぐせたらと思います」と、実際に撮影で使用した『トーキョー製麺所』の制服姿で登場し、完成披露トークイベントへの意気込みを語った。
ドラマ撮影にあたっての思いを聞かれ、地上波連続ドラマ初主演となる吉野は「主人公の赤松はとても濃く、クセのあるキャラクターで、はじめはどう演じようかと不安や葛藤がありましたが、次第に赤松に魅力を感じ、赤松に対してリスペクトする部分が出てきました」と語り、今まで演じたことのない個性的な役柄のため、自身の役の幅を広げてくれたと手応えを語った。
『トーキョー製麺所』での大黒柱でもあり、夢を追ってバイトを続けているうちにバイトリーダーとなったという少し冷めた青井を演じた柳は「とてもピュアな役柄で、不器用ながらお店をまわしていこうという中でバイト仲間に支えながら奮闘しますが、現場でもみなさんに支えられながら楽しく演じられることができました」と振り返る。
元ヤンキーで関西出身の緑川を演じた奥野は「関西出身なので関西弁には素のままで挑めましたが、絶妙に抜けた雰囲気のキャラクターの緑川を、本当に抜けているように演じなくてはいけないというところを意識して演じました」。続いて、レジを担当する桃田を演じた秋田は「アルバイト経験がなかったので、慣れた手つきに見えるよう、“レジ打ち”やお金の数え方を一生懸命練習しました」と、それぞれの役作りを語った。
バツイチ子持ちの黄本を演じたニッチェの江上は「実生活で結婚して子供もおりますので、バツイチという部分以外はすんなり受け入れられました」と話し、柳以外の共演者の年齢がひとまわりほど下だったと暴露した途端、「柳くんだけ意外と年齢がいっていますがと言った瞬間、カメラが急に柳くんに向きましたね(笑)」と笑いを誘った。
撮影の待ち時間は母親ような目で共演者を見守り「秋田ちゃんラムネ食べ過ぎじゃない?」と心配した場面があったことを明かしながら、黄本の役柄と実生活が近かい部分があったと振り返る。そこへ吉野が「初めての主演だったので、現場でわからない部分があったんですが、江上さんは本当に現場を明るく盛り上げてくれたのでとても感謝しています」と改めて感謝すると、江上は「絶対載せてくださいね、『江上のおかげでやりやすかった』と(笑)」と記者陣へ訴えかけて笑いを誘った。
続いて、讃岐うどん専門店「丸亀製麺」の全面協力のもと、実際の店舗にて行われた撮影での裏話を聞かれ、宮崎県出身の吉野は「休憩の時間に“釜玉うどん”を食べさせてもらう機会があり、本当に美味しくて、シンプルなのにどうしてこんなに美味しんだと感激しました。宮崎のコシのない柔らかいうどんと違って、コシがあって改めて丸亀製麺さんの魅力を感じました」と、思い出すだけでよだれが出そうだと話す吉野に、「本当に目をキラキラに輝かせて『これからは釜玉だ』と言っていました」と江上が証人となったことを明かす。
また、撮影では、うどんを作っている側で、エキストラの方々が美味しそうに食べているのを見て羨ましく思っていたので、撮影の合間に「丸亀製麺いっちゃう?!」と江上をはじめ、みんなで我慢できずに食べに行ったりしたと、うどんへの情熱が熱く語られた。
日常の中にあるうどんチェーンで革命を起こすというストーリーにちなんで、質問された「身近でレボリューション」という難しいお題に、“ドラマの視聴率100%”のように革命を起こしてオリンピックを超えていこうという意気込みを語る吉野に続き、「ずっと晴れだったらいいな」という奥野の回答に思わず江上は「かわいいー」と相槌を挟む。お題は全員で1つを答えると思っていた登壇者5人はザワつきながら「ひとりずつなんですね」と、柳は「桃が好きなので、1年中桃を食べたいな」と回答を絞り出した。
放送を記念して、公式サイトで販売されている番組のオリジナルグッズを紹介され、アクリルキーホルダーセット、ポストカードセット、クリアファイルセット、オリジナルTシャツなどの中で、気になるグッズを聞かれ、どれも日常使いができるポップな色使いのグッズの中でもTシャツが可愛いと答えた江上は「街でこのTシャツを着ている人に気づいたら声をかけようということを約束しましょう」と5人で約束を交わした。
トークイベントはフリップコーナーに移り、『私が食べたい、◯◯うどん!』というお題で5人それぞれが“こんなうどんがあったらいいな”と、思い思いのうどんを描く中、柳だけが「釜玉うどん&天ぷら」というフリップを紹介し、「オリジナルのうどんを描くって聞いてなくて、僕だけ実在するメニューからおすすめを選んじゃいました」と、「みんなオリジナルだよ」とツッコまれる場面も。そのほか、吉野は出身地にちなんだ「チキン南蛮ぶっかけうどん」、最近油そばにハマっている奥野は「油うどん」、中華が大好きと話す秋田は、餃子やしゅうまいや春巻きがトッピングされた「中華うどん」、大食いを見るのが好きという江上は「6kgうどん」をそれぞれ紹介した。
質疑応答のコーナーでは、ドラマの注目して欲しいシーンを聞かれ、吉野は「合間に出てくるうどんのしずるたっぷりのシーンはヤバイです。深夜に流れると思うとゾッとしますよね」と話し、「絶対食べたくなりますね」、「深夜だからお店開いてないと思うので、うどんを用意してから見てもらうのがいいですね」と登壇者も賛同した。あと、ダンス初挑戦の柳も手応えを感じられるような仕上がりとなったうどんダンスにも注目して欲しいと和気藹々とトーク展開された。
最後に、代表して吉野が「今までなかったようなグルメ群像劇となっており、近藤監督の世界観が詰め込まれた面白い作品になっていると思いますし、胸を刺すような熱いシーンやコミカルでちょっと笑えるようなシーンもあり、楽しんで見ていただけると思いますので、ぜひ楽しんでみていただければと思います」と締めくくった。
(C)「トーキョー製麺所」 製作委員会・MBS
番組情報
ドラマイズム『トーキョー製麺所』
9/7(火)放送スタート
MBS:毎週火曜 24:59~
TBS:毎週火曜 25:28~
TVer、MBS動画イズム 見逃し配信1週間あり
出演:吉野北人
柳俊太郎 奥野壮 秋田汐梨 江上敬子
監督:近藤啓介(「直ちゃんは小学生」ほか)
脚本:宮本武史、下亜友美
制作プロダクション:ROBOT
製作:「トーキョー製麺所」製作委員会・MBS
■赤松幸太郎 27歳(演:吉野北人)
親会社でホテルマンとして働いていたが、グループ会社の「トーキョー製麺所」への出向を命じられ、畑違いではあるがうどん店の店長になった。まだ若いが容姿も中身も紳士然としていて、ポマードヘアがトレードマーク。
■青井春翔 29歳(演:柳俊太郎)
バイトリーダー。学生時代から「トーキョー製麺所」でアルバイトをしていて、大黒柱的存在だが、どこか冷めているフリーター。スタッフには内緒にしているが、30歳を目前に人生の決断を迫られている夢追い人。
■緑川義雄 21歳(演:奥野壮)
関西出身の大学生アルバイト。バイトリーダー・青井を慕っており、元暴走族の一面を持つ。怒った時やテンションが高まった時に出る関西弁はかなり強めで、実はある秘密を胸に秘めている。洗い場担当。
■桃田 凛 22歳(演:秋田汐梨)
就活中の女子大生アルバイト。アイドル的な一面と、どこか冷めた一面を使い分けている。
ダメンズを好きになりがちで、良くないと思っていても頼られると尽くしてしまうタイプ。レジを担当する。
■黄本節子 46歳(演:江上敬子)
おしゃべりで、お節介なムードメーカー。バツイチ子持ちで、中学2年の反抗期の息子がいる。
頑張りすぎて腕がパンパンになっており、バンテリンとサポーターが欠かせない。うどんの釜上げを担当する。
「トーキョー製麺所」番組サイト
https://www.mbs.jp/tokyoseimenjo/
THE RAMPAGE from EXILE TRIBE OFFICIAL WEBSITE
https://m.tribe-m.jp/artist/index/43