■「(ボクシングの稽古で)肩の周りの筋肉がムキムキになっちゃった時期がありました」(池田エライザ)
WOWOWで放送・配信中のタツノコプロ創立60周年記念『WOWOWオリジナルドラマ DORONJO /ドロンジョ』の舞台挨拶付き特別試写会が12月15日、福岡・ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 スクリーン8に行われ、主人公の泥川七音を演じる池田エライザが登壇した。
本作は『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』のドロンジョの過去をまったく新しい視点から描いた作品。最終話が12月16日23時から放送される。
舞台挨拶が行われた福岡は池田の出身地。黒のベアトップドレスにチョーカーを合わせたスタイルで登場した池田は、開口一番、客席に向かって「ただいまー!」と元気に挨拶すると、会場からはこれに応えるように「お帰りー!」のコールが起こった
18歳まで福岡で過ごした池田だが、コロナ禍ということもあり、約2年ぶりの帰省とのこと。現在、福岡市中心部は「天神ビッグバン」と言われる再開発が進んでいるため、「私がよく通っていたお店がなくなっていてびっくりしました!」と驚きを隠せない様子だった。
また、会場となったキャナルシティも、家族6人でそれぞれのクリスマスプレゼントを選び、クリスマスツリーの下にみんなで置くというファミリーイベントを毎年行っていたそうで、いまでも帰省するとキャナルシティに足を運ぶというと、場内は「え? いまでも?」という空気でざわめいた。
『DORONJO/ドロンジョ』は、コロナ前に企画がスタートしたため、携わっている期間がとても長かったそう。「当初はもっとド派手な内容になる予定だったけれど(情勢が情勢なので)、チームが観る人の気持ちに寄り添いたいと思うようになっていった」と明かした。
撮影に際し、ボクシングとアクションの稽古にも励んだ池田は「実は、肩の周りの筋肉がムキムキになっちゃった時期がありました。その頃ライブもあったので、ちょっとドレスが似合わないなぁとそのとは思いました」と、当時の稽古の壮絶さを語った。
また、ライバルである後のヤッターマン2号・聖川愛花役の山崎紘菜と戦うシーンでは、「お互い力加減を慎重に気をつけながら演じてはいたものの、いざ本番となると力が入っていきましたね」と告白した。
本作の見どころのひとつにキャラクターの心情を映像美に反映していることが挙げられるが、特に印象に残っているシーンとして、「ネタバレになるので何も話せない!」と迷いながらも、「義足指導の先生方がとてもゆるい空気感を作ってくださり、シーンの重さとのギャップがいまでも印象に残っている」と語った。
その後、学生時代によく行っていたお店や食べていたものの話で会場を盛り上げた池田は、16日に最終回を迎える本作について「1秒でも、この作品の何かが明日を生きる力になってくれたらと願っています」とメッセージ。
そして最後に博多弁で「また帰ってくるけん!」と挨拶し、「見ないと、お仕置きだべ~!」とあのセリフでイベントを締めくくった。
タツノコプロ創立60周年記念『WOWOWオリジナルドラマ DORONJO/ドロンジョ』は、WOWOWオンデマンドで全11話配信中。
リリース情報
2022.12.07 ON SALE
ELAIZA
DIGITAL SINGLE「Catch Up SANTA」
『DORONJO/ドロンジョ』番組公式サイト
https://www.wowow.co.jp/drama/original/doronjo/
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