■乃木坂46・久保史緒里、陽平(萩原利久)にダメ出し。「本当にそういうとこだぞ(笑)」
公開からおよそ1ヵ月を迎えた映画『左様なら今晩は』。12月6日、本作の大ヒット御礼舞台挨拶が渋谷・シネクイントにて行われ、愛助(あいすけ)を演じた主演の久保史緒里と高橋名月監督が登壇した。
公開からおよそ1ヵ月が経ってもなお会場は満席。観客のアンケートによると、本作を初めて観る人は半数程度。2回目、3回目そして4回目、5回目と熱量の高い作品ファンが半数以上を占める結果となった。アンケートの結果を見て「言葉にならないです! この作品に出会っていただけるだけでもすごくうれしいことなのに……」と感極まる久保。監督は「そういう方々に支えられて1ヵ月を迎えられたと思うので、本当に皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」と胸いっぱいに語った。
1回目の上映後舞台挨拶では、作品に深く踏み込んだトークが展開。生きている間に恋愛を経験しなかったウブでピュアな幽霊の愛助だが、ひょんなことから陽平(萩原利久)の部屋に現れ、ふたりは奇妙な共同生活をスタートする。愛助を煙たがる陽平に、愛助が痺れを切らし感情をぶつけるシーンについて、「陽さん(陽平)のダメ出ししたくなる部分は、私が感情をぶつけたあとのハッキリしない反応なんです。本当にそういうとこだぞって(笑)」と語る久保。それに対し「あれムカつくよね~!」と大きく頷く監督。女子同士で激しく共感し合い、会場を沸かせた。
また、陽平に密かに想いを寄せる、陽平の同僚・果南(小野莉奈)が家にやって来るシーンについて、監督は「小野さんがセリフにないアドリブもたくさん入れてきて、撮影していて楽しかったです」と振り返る。久保は「実は私、もともと小野莉奈さん、大好きな女優さんで、出演作も観させていただいていて、緊張して最初話しかけられなかったんです」と明かし、「でも、小野さんは本当に明るい方でフランクに話しかけてくださり、撮影の合間も楽しくお喋りしていました!」と撮影時を懐かしんだ。他にもラストシーンについて、この舞台挨拶だけでしか触れられなかった監督の秘めたる想いが語られるなど、盛りだくさんな内容となった。
2回目の上映前舞台挨拶では、久保と監督が観客と一緒に連想ゲームに挑戦するなどし、大盛り上がり。最後まで会場は熱気に包まれていた。
最後のメッセージで久保は、「撮影現場も、出来あがった作品もあたたかくて、初主演がこの作品で本当に良かったと思います。そして一回きりしかない“初主演”という瞬間を、こんなにもたくさんの方に観ていただけてうれしいです。この先もこの作品を愛していただけたらうれしいな、と思います」と感謝の想いを込めて、舞台挨拶を締めくくった。
映画情報
『左様なら今晩は』
渋谷シネクイントほか全国の劇場にて絶賛公開中
原作:山本中学(『左様なら今晩は』少年画報社『ヤングキング』刊)
監督・脚本:高橋名月
脚本:穐山茉由
出演:久保史緒里(乃木坂46) 萩原利久 他
配給:パルコ
(C)2022「左様なら今晩は」製作委員会
リリース情報
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映画『左様なら今晩は』作品サイト
https://sayokon-movie.com
乃木坂46 OFFICIAL SITE
https://www.nogizaka46.com/s/n46/?ima=0138