■「難しいながらも僕もアニメが子供の頃からすごい好きなので、リスペクトを込めてやらせていただいた」(北村匠海)
映画『かがみの孤城』(12月23日公開)のアフレコの様子を収録したスペシャル映像が公開された。
本作は、辻村深月の同名ベストセラー小説を劇場アニメ化した作品。各々が演じたキャラクターとともに、豪華キャストの顔ぶれが紹介される本映像では、アフレコ現場の舞台裏に完全密着。普段観ることのできない様子が盛り込まれている。
引っ込み思案で大人しい性格の中学生・こころを演じる當真あみがアフレコシーンで挑むのは、物語冒頭にモノローグとして語られる重要なセリフ、「たとえば、夢見る時がある。転入生がやってくる。その子はなんでもできる、素敵な子」。
主役の座を掴んだオーディション時にも課題となったこのセリフを想いを込めて演じる當真は「脚本を読んでいるときもこころちゃんのことを応援したいなと思いながら読んでいたので、みんなに応援してもらえるような作品にできるように頑張ります」と意気込む。
こころと同じく鏡の中のお城に招かれた少年・リオンを演じる北村匠海(DISH//)は「難しいながらも僕もアニメが子供の頃からすごい好きなので、リスペクトを込めてやらせていただいた」と大好きなアニメ作品のアフレコ収録をやり切った感想を語った。
中学生7人を鏡のなかのお城に招く謎の少女・オオカミさまを演じる芦田愛菜は「辻村深月さんの大ファンなので、大好きな物語の世界のなかに自分が入れた、その一員になれたというのがどこかまだ信じられないような気持ちでいます」と本作に参加できる喜びを語った。
こころを優しく見守るフリースクールの喜多嶋先生を演じた宮崎あおい(「崎」は、たつさきが正式表記)は、自身のお気に入りシーンを問われると「オオカミさまが出てくる登場のシーンが好きです」と答え、「何か始まるぞっていうワクワク感が好き」と素敵な笑顔で理由を明かした。
動画の最後には、初出しとなる當真あみのクランクアップの瞬間を解禁。すべてのアフレコ収録が終わり、原恵一監督から花束が贈られると、思わず涙を流す當真あみ。原監督から「理想的なこころが生まれました」と声をかけられると安堵の涙を流し、「こころの声優をできて本当によかったです。ありがとうございました」と思いを語った。
『かがみの孤城』
2022年12月23日(金)全国公開
出演:
當真あみ 北村匠海
吉柳咲良 板垣李光人 横溝菜帆 ・ 高山みなみ 梶裕貴
矢島晶子 ・ 美山加恋 池端杏慈 吉村文香 ・ 藤森慎吾 滝沢カレン / 麻生久美子
芦田愛菜 / 宮崎あおい
原作:辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社刊)
監督:原恵一
脚本:丸尾みほ
キャラクターデザイン/総作画監督:佐々木啓悟
ビジュアルコンセプト/孤城デザイン: イリヤ・クブシノブ
音楽:富貴晴美
企画・製作幹事:松竹日本テレビ放送網
配給:松竹
制作:A-1Pictures
(C)2022「かがみの孤城」製作委員会
映画『かがみの孤城』作品サイト
https://movies.shochiku.co.jp/kagaminokojo
DISH// OFFICIAL SITE
https://dish-web.com/