■「またいつか、29周年か30周年か、50周年か、生きてたらまたいつか(太陽が丘で)できたら良いなと思います」(10-FEET・TAKUMA)
バンド結成25周年イヤーの締め括りとなる、約5年ぶり9作目のオリジナル・フルアルバム『コリンズ』を12月14日にリリースすることを発表したばかりの10-FEET。
彼らがバンド結成25周年ツアーのファイナル公演として、『10-FEET 25th ANNIVERSARY ONE-MAN TOUR 2022 FINAL in 太陽が丘』を京都府立山城総合運動公園・太陽が丘特設野外ステージで開催した。
太陽が丘は、結成10周年の2007年に自ら主催として立ち上げ開催を続けてきた、今年15周年を迎えた野外フェスティバル『京都大作戦』の会場であり、バンドにとってもファンにとっても聖地と言える場所。
この日はバンド結成25周年を皆で祝福するかのように全国各地からファンが集結、約2万人が晩秋の太陽が丘に集うこととなった。
ライブは25年のキャリアを網羅するかのようなセットリストで、全33曲2時間半を超えるワンマンライブとなった。
この日の目玉は、12月3日に公開される映画『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌「第ゼロ感」がライブで初めて披露されたこと。
疾走するビートに図太いギターリフと絶妙に交錯するデジタル感は、更新し続けてきた10-FEETの最新サウンドで、ライブでも圧倒的な煽動力を纏っていた。
他にも、ニューアルバム『コリンズ』に収録される「aRIVAL」「アオ」「シエラのように」「ハローフィクサー」はもちろんのこと、モバイル会員による事前リクエストで1位に選ばれた「OVERCOME」などのレア曲も演奏された。
ボーカル・ギターのTAKUMAはMCで「ほんまに今日はありがとうございました! またいつか、29周年か30周年か、50周年か、生きてたらまたいつか(ここで)できたら良いなと思います」と感謝の言葉を告げた。
敢えてアンコールを排してラストまで休むことなく走り続けたライブは、「CHERRY BLOSSOM」で大団円を迎えて無数のタオルが夜空に舞い、25周年の祝祭を閉じた。
そこには、キャリアに溺れることなく、常に自らの力で道を切り拓いてきたバンドの風格と瑞々しさをもたたえる3人の姿があった。
確かな碑として刻まれたライブを経て、12月14日ににリリースされるニューアルバム『コリンズ』。
全15曲収録するCD一枚組の通常盤Aのほか、TAKUMAが書き下ろした、映画『THE FIRST SLAM DUNK』劇中音楽を構成する10-FEETオリジナル全5曲(内4曲インストゥルメンタル)を完全収録したCDとの二枚組の通常盤B、そして通常盤Aに主催フェス「京都大作戦2022~今年こそ全フェス開祭!~」の4日間から10-FEET ライブ映像 全10曲とオフショット映像を収録した特典DVDが付属する初回生産限定盤。
さらに通常盤Bに前述の特典DVDとグッズ「10-FEET 25周年ロゴ 赤いリストバンド」が同梱され、十字折デジパック、透明スリーブケース付き豪華仕様となるいわば“全部入り”の完全生産限定盤の全4形態がラインナップされる。
この『コリンズ』を携えて、47都道府県を巡る全55公演の全国ツアー『10-FEET “コリンズ” TOUR 2023』が2023年1月から11月に掛けておこなわれるが、アルバム各形態の初回プレス分にはそのFINAL SERIESの『最速CD封入先行(抽選)』シリアルコードが封入され、FINAL SERIESのチケットを入手する最速のチャンスとなる。
ぜひチェックしよう。
リリース情報
2022.12.14 ON SALE
ALBUM『コリンズ』
10-FEET OFFICIAL SITE
https://10-feet.kyoto/