■「未来の自分たちを自由にしてあげたい」(SixTONES・松村北斗)
SixTONESの松村北斗が11月4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』2022年12月号(日経BP)の表紙にソロで初登場する。
「時空を超える人」と題した10ページのロングインタビューで、新海誠監督最新作『すずめの戸締まり』(11月11日公開)に声優として起用された経緯や、その作業過程で得た気付き、CDデビューからもうすぐ丸3年となるグループの現状についてたっぷりと語っている。
オーディションで採用されたという『すずめの戸締まり』。インタビューは、自身がそのオーディションに呼ばれた“衝撃”を振り返ることからスタート。「『すずめの戸締まり』は去年暮れに製作発表されていたので、声優はとっくに決まっていると思ってた(笑)。今年前半にお話をいただいた頃の僕は、ちょうどSixTONESとしてツアー中で、個人では他の作品(ドラマ)に入っていた時期でもあったので、音楽! 実写! アニメーション! って、頭の中がてんてこ舞いになりました」と、驚きや戸惑いを述べている。
初めての声優仕事が新海作品という大仕事。試行錯誤しながら作った宗像草太(むなかたそうた、役名)の声色は、「僕という楽器を新海監督が最高にうまく演奏してくれた」と自信をのぞかせる。しかし、「監督なしで同じことができるかと言ったら絶対できないと思う。『え、俺こんな声出てたの!?』と思うような瞬間に今回は出合えました」(松村)。期せずして開かれた扉への思いを語る。
2021年から2022年にかけては、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』、『恋なんて、本気でやってどうするの?』などで、俳優としての階段を着実に上っている松村。なかでも『カムカム〜』での稔役は、大反響を得て当たり役となったが、「15分の放送の前と後で、周りからの評価や捉えられ方がものすごく変わってしまって…」(松村)。喜ばしく思う半面、実態がついていっていないのではないか、という不安を吐露。何事にも慎重で心配性な性格が言葉の端々からうかがえる。
グループ活動の話では、SixTONESらしさが発揮されているラジオ番組『オールナイトニッポンサタデースペシャル』について。「下ネタとか、キワキワのところで頑張っているね」とよく周りから言われるそうだが、「自分たちではキワキワと思っていない(笑)」。そして、自由気ままに話しているようなトークは、 “松村メソッド”の上で行っていると明かす。
CDデビューからもうすぐ丸3年。「現状が目標とズレているなぁということはないんだけど」と前置きしつつ、実は思わぬ誤算もあったという。「未来の自分たちを自由にしてあげたい」という6人共通の認識のもと、松村が実感しているその誤算とは?
日経エンタ! おなじみのプライベートトークでは、「小腹が空いたら何食べる?」、「好きな寿司ネタは?」など8問掲載。寿司ネタについては、「これまでカッコつけてマグロだアワビだと言ってきたけど、結局は…」と最終回答を明かす。また「好きなカレー」では、松村の独特な好みが判明する。
書籍情報
『日経エンタテインメント!』2022年12月号
発売:11/04
特別定価:790円(税込)
発行:日経BP