「とても切なく、儚い感情を切り取った歌詞。みんなが抱えてる、静かな悩みを描いてるような気がして。かゆいところに手が届く楽曲」(緑黄色社会・小林壱誓)
緑黄色社会の小林壱誓(Gu)が、レコメンドしたい音楽を紹介する『誰だってNeed music』。第31回となる10月30日放送で紹介した楽曲は、マハラージャンの「eden」 。
「マハラージャンといえば、スーツにターバン姿という強烈なビジュアルをしているんですけど。この曲は2020年リリースの2nd EP『ちがう』に収録された曲で、EPのジャケットのセンスもやばいですよね(笑)」と、マハラージャンが放つ強烈なインパクトに触れながら、「『eden』は『THE FIRST TAKE』でも披露されてるんですけど、体が勝手にゆれるような楽曲になっていて、ドライブがよく似合う、おしゃれソングですよね! ただ、全然おしゃれソングの枠にとどまらない、奥深さがある心が震えるような楽曲になってます」と、この曲の魅力を語る。
続けて、歌詞について、「僕、こういうジャンルの音楽を聴くと、歌詞を聴き流してしまうことが多いんですけど。マハラージャンの曲に関しては、歌詞に耳が行くんですよね。それが僕の中ですごく不思議な体験だったし、歌詞をよく聴くととても切ないというか、儚い感情を切り取った曲で。『あ~、わかる~!』と共感します」と話すと、「2番の歌詞が特に好き」だと明かし、「<迷えばもっと見えなくなりそうな 優しい光を取り戻しに出かけよう>ってサビのパンチラインがあるんですけど。物事の本質を忘れかけた時…人間関係なのか、恋沙汰なのか、分かりませんけど。考えれば考えるほど、良くない方向に進むっていうのはよくあると思うんですよね」と自身の考えを交えながら、「『あれ? 俺ってなんでここにいるんだっけ?』『なんでこうしてるんだっけ?』『なんでこの人のこと、好きになったんだっけ?』みたいな。そういう理由なんてなくていいところに理由を探してしまうという、みんなが抱えてる、静かな悩みを描いてるような気がして。僕はかゆいところに手が届く楽曲だなと思いました」と感想を述べた。
最後は、「ちなみにマハラージャンは、プロジェクト名らしくて。あのターバンを巻いてる方は、モエチュウさんってお名前なんです。そのモエチュウさんがやってるプロジェクトが、マハラージャンってことなので。みなさん、それは知っといた方がいいですね。知ってる方も多いと思いますけど、知らない方はいま一つ知識が増えましたね!」と、みんなが知っておくべきマハラージャン情報で締めくくった。
『誰だってNeed music』は、J-WAVE(81.3FM)で毎週日曜午後に放送中の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で、13時30分~、15時25分~(※)放送。毎回1曲ずつ、小林壱誓が自らセレクトしたおすすめ楽曲を紹介。熱量の高いレコメンドで、楽曲の新たな魅力を伝えていく。
『THE FIRST TIMES』では、放送しきれなかった小林の言葉もノーカットで紹介。radikoでは、放送後から1週間、視聴可能となっている。
『誰だってNeed music』プレイリスト
『誰だってNeed music』概要
10月30日(日)放送
毎週日曜13:30~、15:25~放送
※放送時間は毎週入替
※J-WAVE『SAISON CARD TOKIO HOT 100』内で毎週放送される120秒の長尺CM企画。
緑黄色社会 OFFICIAL SITE
https://www.ryokushaka.com/
マハラージャン OFFICIAL SITE
https://maharajan.love