■「MVはアニメとはまた違った視点ですが、母と娘の悲しい運命を歌詞とリンクするような美しくも悲しいストーリーに仕上がったと思います」(krage)
krage(読み:クラゲ)の新曲で、TOKYO MX他で放送中のTVアニメ『後宮の烏』(毎週土曜 23時30分~)のエンディングテーマに起用されている「夏の雪」のMVが10月15日21時にkragオフィシャルYouTubeでプレミア公開される。
映画、ドラマなどでも活躍する中山佳香が監督を務めたMVは、女優・石川瑠華をはじめ3名のキャストが、生き別れた母娘の物語を演じたストーリー仕立ての作品となっている。
合わせて12月14日に初のCD作品がリリースされることも発表された。『my blue』と名付けられたEPには「夏の雪」を含めた5曲を収録。メジャーデビュー曲でドラマ『寂しい丘で狩りをする」』の主題歌「HIBANA」も収録される。
ジャケット写真も公開され、期間生産限定盤は『後宮の烏』描き下ろしイラストが使用されている。
■krage コメント
MVはアニメとはまた違った視点ですが、母と娘の悲しい運命を歌詞とリンクするような美しくも悲しいストーリーに仕上がったと思います。
母と娘が互いを大切に思う優しい気持ちが故に起きてしまった悲しい物語。羽が美しく舞うシーンには胸に来るものがありました。
1st EP『my blue』は私の中のブルーな気持ちと言う意味で、それぞれ曲調とテーマは違うものの、作品を通して不安や悲しみ、葛藤、嫉妬などを楽曲を通して昇華できるように願い制作いたしました。
完成して聴きなおすと、そんな気持ちを曲ごとに上手く表せてる作品集になったと思います。■中山佳香監督 コメント
楽曲のイメージから、ある母娘の物語として、母の不在と母への愛情を描きたいと思い作りました。
「夏の雪」というタイトルから、温かい日に白い羽が舞い降りてくるイメージが浮かび、そこから、羽をまるで柔らかくも儚い母そのもののように演出したいと考えました。
初めて楽曲を聴いたとき、聴き手の想像力を膨らませられる壮大な世界観に惹き込まれました。
コーラスで入ってくる中国語の響きも美しくてとても好きです。
ぜひ、たくさんの人に見て聴いていただけたらと思います。■石川瑠華(「雪」大人役)コメント
初めてkrageさんの『夏の雪』という曲を聴いた時、どこか私小説のような歌詞だなと思い、大切に聴きました。
本当のところは分からないのですが、今思うと、歌の力に惹きつけられただけかもしれません。
MVでは私たちが演じた人は“雪“という名前なのですが、曲の最後の「夏に降る雪でいれるかな」という歌詞が印象的でそんな思いを抱えながら、短い時間でしたが雪として生きていました。
この曲が、より強く皆さんの心に届来ますように。■二井内玲海(「雪」子役)コメント
「夏の雪」は、さびしくも優しさを感じる曲と歌声に自然と涙がこみあげてくるような素敵な曲でした。
MVの演技は、楽しかった幸せな頃と、お母さんがおかしくなってつらく悲しい頃を交互に演じたので気持ちの切り替えがとても難しかったです。
がんばってゆきを演じたのでぜひたくさんの方にみていただけると嬉しいです。■椿弓里奈(「雪」の母役)コメント
娘役の玲海ちゃんが本当に無邪気で可愛くて、辛いシーンを演じるのはとても心苦しかったのですが、玲海ちゃんの演技が素晴らしく、現場の映像チェックを見て思わず泣いてしまうほどでした。
美しい光の中で紡がれ、最後には希望も持てる作品になっていて、そんな素敵な作品に参加できたことを大変嬉しく思います。「夏の雪」はkrageさんの美しく透き通る歌声と力強い歌唱力が、歌詞の中の世界とリンクして、いっきにその世界観に引き込まれ、切なさや悲しみの中にも暖かみのある、優しさを感じました。
リリース情報
2022.10.12 ON SALE
DIGITAL SINGLE「夏の雪」
2022.12.14 ON SALE
EP『my blue』
『後宮の烏』番組サイト
https://kokyu-anime.com/
krage OFFICIAL SITE
http://krage-music.com