今年の7月にメジャーデビュー5周年を迎えた坂口有望。平凡な日常に材をとるシンガーソングライターである彼女が、最新のEP『XL』に収録されたエレクトロポップ「ティーンエイジダイバー」では共作詞として、「テレキャスタービーボーイ」「エゴロック」で知られるボカロPのすりぃを迎えている。歌詞には強いこだわりを持ち、身近でリアルで等身大の息吹に満ちた言葉を綴ってきた彼女は、果たしてどんな思いで作詞を依頼したのか。シンガーソングライターとボカロPという、一見すると異なる文脈や出自を持った二人の出会いと共通点、楽曲制作の過程などを聞いた。
■やっぱり自分の感覚から遠いところにいる人がいい
──まず、坂口さんがすりぃさんに作詞をお願いした経緯から聞かせていただけますか。
坂口有望(以下、坂口):コロナ禍のときに新たな挑戦として、ボカロの『歌ってみた』の動画をYouTubeに何本か投稿するようになったんですよ。そのときに、すりぃくんの「テレキャスタービーボーイ」も歌ったんですけど、カバーした後に、すりぃくんが私の音楽を前から知ってくれていたことがわかって。
すりぃ:路上時代にYouTubeを見て知ってたんですよね。だから、『歌ってみた』を見たときに、「坂口有望ちゃんって、あの子やんな」って単純に感動して。
坂口:どうやって見つけた?
すりぃ:たしか、クリープハイプさんの「二十九、三十」のいろんなカバーを聴いて、辿り着いたって感じですね。路上で弾き語りしてる映像を見たのを覚えてます。
坂口:それが7年前くらいですね。YouTubeに感謝です。
すりぃ:あはははは。そういうわけで知っていたので、「テレキャスタービーボーイ」を歌ってくれて、めちゃくちゃうれしかったですよ。
坂口:そのカバーをきっかけに繋がって、お会いすることになったんですけど、私は正体が全然わからなかったので、まず、お会いして、関西弁だっていうことに驚いて。
すりぃ:いや、それをいうなら、有望ちゃんですよ。僕が驚くらいの関西弁で。むっちゃ関西弁やなって、安心通り越して、ちょっと怖いなって感じました(笑)。全然抜けてないから。
坂口:お互いに大阪人なんやなっていうのが最初の印象ですね。
すりぃ:あと、ありがたいなと思ったのは、クリープハイプさんの存在ですよね。クリープハイプが好きっていう共通点があったからこそ出会えたので、クリープハイプさんを聴いてて良かったなと思いました。
坂口:クリープハイプはめちゃめちゃ好き。
すりぃ:「夏になったら聴くよね」みたいな話をして。「やっぱいいよね~」って。
坂口:「夏の夜道で聴きたい曲1位だよね」とか言ってました。ただ、そのときは、「いつか一緒にできたらいいね」という話で終わって。なかなか実現できなかったんですけど、今回、初めて共作に挑戦しようってなったときに、やっぱり自分の感覚から遠いところにいる人がいいなと思って。それで、シンガーソングライターやバンドとはまた違う、ボカロPのすりぃくんにぜひお願いしたいと思ったんですよね。
──すりぃさんは作詞での共作というオファーを受けてどう感じましたか。
すりぃ:僕は作詞だけというのは、やったことがなかったので、自分にできるのかなという心配がありました。それに、有望ちゃんは自分で作詞を書いて、自分で曲を書いてるので、全然違う文脈から来たやつが、歌詞という大事なところを担っていけるのかなって。やっぱり、シンガーソングライターは歌詞を通して伝えるメッセージ性というのがすごく大事じゃないですか。そこを任されることはうれしいですけど、ちょっと怖さもありましたね。でも、有望ちゃんが僕の詞の構成や言葉遊びが好きって言ってくれていたし、まずは自由にやっていいよっていう感じだったので、プレッシャーはありましたけど、やりやすかったし、めちゃくちゃ勉強になりましたね。
──すりぃさんの歌詞のどんなところに惹かれましたか。
坂口:まず、語彙ですね。私は絶対に知らない分野をとにかく知ってる。逆にすりぃくんが使わないようなド直球な、詩的な言葉を私は自分の言葉で書くことはできる。それを理解したうえで、すりぃくんに書いてもらった歌詞は本当に一個一個、自分で単語の意味を調べちゃうぐらい知らない語彙がたくさんあって。気持ち的には、もし、もうひとつの自分の作詞脳があったらこれがいいっていうくらい、すりぃくんの歌詞を書くときの価値感や考え方は自分と真反対のところにある気がしたんで、面白いかなと思いましたね。
すりぃ:僕らからしても真反対なので、お互いにそう思ってるのかなと思いますね。僕はどちらかというと直球っていうよりかは、まず、どうやって言い換えるか、ちょっと大喜利的な感じで作っていて。でも、逆にストレートな歌詞見ると、それで刺さることがあるんですよね。今回の作詞でも、ちょこちょこ有望ちゃんが書き直してくれたところもあって。“ああ、この言い方があったか。ちょっと一本取られたな”っていう刺激もありました。基本、僕は厨二病で、カタカナがカッコいい、みたいなところもあるんですけど、“ペリスコープ”は僕は書いてなくて。
坂口:最初は“潜望鏡”だった。
すりぃ:そう。あ、そっちやな!って。
──イメージ的には逆ですよね。坂口さんが<潜望鏡/羨望鏡>のダブルミーニングで書いて、すりぃさんが“ペリスコープ”と書きそうです。
すりぃ:お互いに刺激があったのかな?
坂口:本当に。“すりぃくんやったら、こういくかも”っていう考えでしたね。
すりぃ:そこはちょっとね。やられたなって感じました。
■“海の上の波”と“10代”のちょっと不安定な感じをかけたテーマ
──最初に何かテーマは設けていたんですか?
坂口:オケができていたので、一緒に聴いて。なんとなく私のイメージとしては、「ちょっと非現実的なところがあるよね」くらいで、本当にフワッとしか伝えてなくて。基本はすりぃくんが浮かんできたイメージのままに1回、書いてほしいってお願いして。そうしたら、すりぃくんが、“海の上の波”と“10代”のちょっと不安定な感じをかけたテーマを出してくれて。“あ、これや!”って、そこはもう合致できたので、イメージを最初に一致させて、すりぃくんが書いてくれた歌詞に、このイメージだったらこういう言葉もありかなみたいな感じで付け足していくみたいな感じでしたね。
──主人公は設定してましたか?
すりぃ:いや、主人公は別に設定はしなかったです。最初に話してたのも、10代っていう広いターゲット層で。同じEPに入ってた「#ボクナツ」も、コロナ禍で、いろいろやりたかったことはできなかった、不安が大きくなっていった10代の子たちの曲だったので、そういう漠然とした10代が主人公でしたね。
坂口:私は14歳から曲を書いてて。等身大の10代っていう曲は、たくさん生み出してきたと思っていて。今、21歳になって、改めて自分で10代の曲を書こうってなったら、すごい難しかったのかもしれないんですよね。10代のテーマとして歌いたいという気持ちはあっても難しかったと思う。でも、今回は、すりぃくんにお願いしたので、大人と大人じゃないですか。ちょっと俯瞰した形で10代を歌えることが結構、貴重なことやなと思って。だから、歌うときもすんなり感情移入できたし、自分が10代の曲を等身大で歌ってた10代の頃を知ってくれてるから出てきた歌詞なのかなっていうのもありましたし。
──先ほど、主人公を聞いたのは、どこか路上時代の坂口さんを想起させたからなんですよね。10代の頃の坂口さんをイメージして書いたのかなと思ったんです。
すりぃ:なるほどね。10代はいろんな夢があるじゃないですか。最初、海面上におるときは、いろいろ夢が広がってキラキラしてて。そっから追いかけていくうちに、いろいろと現実を知って、だんだん暗くなっていく。それが、潜って沈んでいくっていうことにかけたんですけど、たしかにそうかもしれない。最初は路上から始めて、いろいろ知っていて、潜っていって、やからこそ、視界が暗くなってく不安みたいなものを重ねて想像したかもしれません。
坂口:すりぃくんは漠然と10代っていうキーワードで書いてくれたんですけど、私の中のどっかで、“たしかに私、10代のときこうやったな”って思い当たるところがあったんですよね。もしかしたら、あの路上のときの私ってそうやって見えてたのかなって自分でも心当たりがあるぐらい、共感ができましたね。
──特に共感した箇所というのは?
坂口:まず、サビの“ゆらりゆらりあたしは何処へ”から始まるんですけど、私が最初にライブハウスに立ったのも、路上で歌ってたのも、ここで歌いたいから歌うっていうよりは、何をしたらいいかわかんないから、とりあえず人前で歌いたい、みたいな。結構、無鉄砲なところがあったし、本当に歌詞の全体ですね。この主人公は、あんまり人としての表情とかは出てこないけど、勝手に昔の自分を当てはめたとこありますね。
■ターゲットを定めないというか、絞らずに広く取る
──“ゆらりゆらり”から始めたのは、「テレキャスタービーボーイ」の“ゆらりくらり大往生”とかけてますか?
すりぃ:そのつもりはなかったですけど、そっちの方が面白いっすね(笑)。さっき言ってた、主人公が定まってなくて、漠然としてるからこそ、有望ちゃんだけじゃなく、他の10代の子とか。それぞれが聴いたときにいろんな解釈ができるのがいいところかなって。ターゲットを定めないというか、絞らずに広く取るのが利点かなと思います。
──改めて、すりぃさんが書いた歌詞を受け取ってどう感じましたか。
坂口:最初は本当に知らない単語が多かったので、調べて、言葉の意味をわかっていくうちにどんどん見えてる景色が鮮明になっていく、どんどん色づいていく感じがあって。私の中でも、海の上の10代っていうイメージはなんとなくあったんですけど、意味を調べて、どんどんわかっていくうちに、主人公はもしかしたら自分かなとか、緻密な設定が自分の中でできてくるところが面白いなと思いましたね。
──変えた部分は他にもありましたか?
坂口:“潜望鏡”を“ペリスコープ”にした以外はあったかな?意味は同じまま、言い回しとか、私の歌のおいしいところが出るように歌の語尾を変えたりはしたけど。
すりぃ:あと、“ハート”もカタカナだったけど、有望ちゃんが波とかけて“波音”にして。
坂口:そうだ!さっき「一本取られた」って言ってましたけど、本当に大喜利みたいな感じなんですよ。これを思いついたときは、「一本いけたわ!」と思いましたね(笑)。あとは基本、すりぃくんの意味のまんまですね。
すりぃ:波音(ハート)、ちょっといいな。やられたわ。
坂口:あははは。
──すりぃさんは坂口さんの歌声も意識してましたか。
すりぃ:意識して書きましたね。僕はボカロPで、自分でも歌うんですけど、ボカロやったら、ここもうちょっと詰め込むなとか、自分で歌うならこっちのほうが歌いやすいなっていうのはあったんですけど、有望ちゃんが歌うのであれば、これぐらいの詰め込み度がちょうどいいかなみたいなことは想像しながら書いてました。
──坂口さんの歌声はどう感じてますか。
すりぃ:昔から聴いてたし、10代からリアルタイムで10代のことを歌ってたので、もしも僕がそのとき10代で聴いてたら、めちゃくちゃすっと入ると歌声やと思いますね。“ど青春”というか、キラキラした歌声で、だからこそ、歌詞が入ってきやすいのかなと思いますね。僕はそんなにキラキラしてたり、明るくて希望に満ち溢れた声を出せないんで。うらやましいなと思います。
坂口:いやあ、うれしいです。でも、14歳のときからは、声も、表現の仕方も変わっていってるので。
すりぃ:その、リアルタイムでの変化が曲として残ってるっていうのもうらやましいんですよ。14歳から二十歳って、めちゃくちゃ変わるじゃないすか。毎月って言ってもいいぐらい、考え方も変わる。それくらい変化が激しい中を歌声で表現できたってことでもちょっとうらやましいです。
坂口:私の声が生き生きしてるっていうのも、声の変わり具合とかも含めて、青春という印象を受けてくれたのかな~と思いますね。
──坂口さんは実際に歌ってみてどうでしたか。
坂口:最初、ボカロが歌ったデータでいただいたんですよ。
すりぃ:初音ミクで渡しました。
坂口:それがすごい良かって。いかに生々しく、いかに私の歌声として届けられるかっていうところに重きを置いて歌いました。だから、息づかいとか、いつもは自分の曲ではそんなに意識しないんですけど、結構、意識しましたね。わざと大きく息継ぎしてみたりとか。めちゃめちゃ時間かかりました。
■繰り返しってこんな魅力があったんだって
──繰り返しも多いですよね。韻を踏みながらグルーヴを作っていくところもあって。
坂口:私はあんまり同じ言葉を繰り返すのもなかなか使わなくて。すりぃくんは逆に、それをうまく使う人だなっていうところもあってのお願いだったんですけど、字面で見てもインパクトありますし、それ以上に、私の声で歌ったときに、同じ繰り返しで同じ音階でも、表現を変えたら、歌ってる人の技量が試されるというか。そこで結構、繰り返しってこんな魅力があったんだっていうことに気づきましたね。
──すりぃさんからディレクションはしました?
すりぃ:いや、それに関してはべつになかったです。本人の解釈通りに歌ったほうがいちばんいいのかなって。僕がそこに関してどうこう言うのは違うのかなって思って。
──では、歌入れしたものを聞いてどう感じましたか。
すりぃ:最初、初音ミクで入れたときに、ボカロでも人間ぽく入れるやり方もあるんですけど、わざと機械っぽく入れて。
坂口:えー!知らんかった。
すりぃ:そこで、ちょっと、反対のものを出してくれるかなという思いがあったんです。
坂口:あはははは。そんなことが!
すりぃ:ピッチとか、急に変わる歌い方とかが設定できるんですよ。そういうふうにやって、機械の良さを出して。だからこそ、感情的な歌い方が出てきたのかなと思いますね。変にボーカロイドでガイドラインみたいなのをしかんと、逆にこれじゃない方法で歌うほうが光るよね、みたいな。…さっき、指定はないって言いましたけど。
──こっそりと仕掛けてはいますよね(笑)。ボカロPとして。
すりぃ:言わずに張ってた部分があるかな。なんで、聴いたときに、めちゃくちゃ感情が入った曲になったな、と。
坂口:いや~、かなり時間かかりましたよ。息づかいとか、歌い回しとか、かなり細いところを意識して。いつもは、つるっと勢いで録って、大きいものとしてテイクを残すんですけど、この曲に関しては、本当に1ブロックずつ、こだわりましたね。だから、結構ブロックごとの自分の中での気持ちの入り方が違くって。
すりぃ:ライブで難しそう、それ。
坂口:難しい。あとは、1個1個の意味を調べて歌ったので、単語にちょっと愛着が湧いてて。その分、大事に歌えたところもありますね。
■すでにあるメロディに言葉を当てはめるっていう経験がなかった
──何度か「勉強になった」っていう感想がありましたが、どんなことが勉強になりましたか。
すりぃ:さっき言った“歌詞大喜利”で、お互いに“おっ!”て思わせたいというのがあるじゃないですか。そこで、こういう言い方もあるんだなっていう勉強になりましたし、すでにあるメロディに言葉を当てはめるっていう経験がなかったので、それもすごく勉強になりました。しかも、ずっと聴いていた有望ちゃんが自分が書いた歌詞を歌ってくれるっていう。そこは単純にうれしかったことなんですけど(笑)、こういう機会がないと作詞だけをやることはないので、いい機会をいただけたなと思います。
坂口:基本はやっぱり自分と全然違う作詞のやり方をする人だからっていうところで選んでたので、やっぱり作詞のやり方はいちばん勉強になりましたね。それ以上に、初めての共作で、人に書いてもらったものをどうやって自分のものにするか?みたいなところが課題だったので、歌い回しとか、歌い方を含めて、私らしさって何なんだっけみたいな、見つめ直すきっかけにもなったのが結構大きかったです。
──その「私らしさ」は見つかりましたか。
坂口:まだ、なんとなくで、こういうことなんかなっていう段階ではあるんですけど、昔からの自分の曲を聴いてくれたファンの人たちにも「ティーンエイジダイバー」が好評で。人に書いてもらった曲みたいに浮いてないっていうことが結構、正解の形だったのかなと思ってます。
──エレクトロでちょっとボーカルにエフェクトかかってる曲でも、新たな魅力のひとつとして違和感なく受け入れてもらえたんですね。
すりぃ:有望ちゃんはずっと等身大でそのときそのときみたいな感じを書いてて。日常感がある歌詞が多かったじゃないですか。今回は、歌詞がちょっとキザなので(笑)、大丈夫かなと思ってたのでよかったですね。
坂口:最初上がってきたときに、“この表現もこの表現もこの表現も絶対に私の中にはなかったな”っていうのがいっぱいあったんで。それはこれからもすりぃくんの曲を聴きながら、勉強していくんだなと思いますね。
■普通に自分の曲を聴かせて感想を聞きたい
──今後、また何かふたりがやってみたいことはありますか。
坂口:えー。なんかやる?
すりぃ:僕は頼んだこがとないんですけど、逆に歌詞書いてもらったらどうなるのかなって。
坂口:それはおもろいかも。
すりぃ:歌詞大喜利をめちゃくちゃやり合って、結果的に半々ぐらいになりそうですけど、どういうふうになるんかなっていうのが楽しみですね。有望ちゃんには僕になかった目線があるから。他の曲になっちゃうんですけど、数字を使ってるのも多いじゃないですか。“背番号17”とか。部活に入ってなかった僕にはない発想だし、日常や生活から持ってくるのがうまいなって思ってて。そういう言葉を僕の曲に当てはめて、僕が歌ったときに、自分がどういう感情になるのかを知りたい。
坂口:今回はすりぃくん流で、すりぃくんらしさをっていうことでお願いしたんですけど、私の曲を、クリープハイプで検索して知ってるみたいに、自分の書きそうな曲じゃない曲の善し悪しもわかる人なんですよね。だから、クリエイターとしての一面じゃなくて、リスナーとしての意見も本当に信頼してるので、普通に自分の曲を聴かせて感想を聞きたいなと思いますね。
すりぃ:ああ、それはしたい。
坂口:自分の書き方があるうえでの広い見方ができる人だと思うので、聞いてみたいですね。
すりぃ:こういう流れだから言うんですけど、いつか一緒に歌ってみたいです。お互いが書いた歌詞を逆転させて。あとは、最近、ライブ活動をやり出してるので、機会があればライブもしたいですね。交わらなかった分野なので。
坂口:たしかに。対バンしたい。
すりぃ:できれば熱いな、と。そのときに「ティーンエイジダイバー」を聴ければ。胸熱やなと思いますね。
坂口:まだバンドでやったことがなくて。リリースイベントでは弾き語りでアコースティックギターでやってるんですけど、それがまたいいので、弾き語りバージョンで、一緒にやれたらいいなと思います。
INTERVIEW & TEXT BY 永堀アツオ
PHOTO BY 関信行
楽曲リンク
リリース情報
2022.07.27 ON SALE
EP『XL』
ライブ情報
坂口有望 メジャーデビュー5周年記念 「XL Tour」
9/30(金)大阪府 梅田CLUB QUATTRO
10/1(土)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
10/8(土)東京都 渋谷CLUB QUATTRO ※生配信有
10/15(土)宮城県 仙台カフェモーツァルトアトリエ
10/16(日)北海道 札幌PLANT
10/22(土)広島県 広島Yise
10/23(日)福岡県 福岡ROOMS
10/29(土)兵庫県 神戸VARIT.
プロフィール(坂口有望)
坂口有望
サカグチアミ/大阪出身、東京在住の現役大学生シンガーソングライター、2017年7月シングル「好-じょし-」でメジャーデビュー。踊ってみた動画が話題となりMusic Video、ストリーミング数は1,000万再生超える。2020年よりTikTokで投稿中の弾き語り動画が話題を集めフォロワー数は30万人を超え、2022年7月26日にはデビュー10周年を迎える。温かくも切ない歌声と、等身大の世界観の中から鋭く切り取られ描かれる歌詞でティーンに絶大な支持を受ける。
坂口有望 OFFICIAL SITE
https://www.sakaguchiami.com/
プロフィール(すりぃ)
すりぃ
2018年3月3日ボカロPとして活動を開始。同日に初投稿した「空中分解」が後にニコニコ動画で初殿堂入り。「テレキャスタービーボーイ」などバンドサウンドを軸にキャッチーなメロディと印象的な歌詞が特徴。その後SNSをモチーフにしたダークな世界観の「ジャンキーナイトタウンオーケストラ」は管楽器やストリングスを取り入れエレクトロなサウンドに仕上がり、ジャンルに囚われない作風が人気となった。様々なアーティストの楽曲提供を手掛け、Adoへ提供したジャジーで攻撃的なサウンドの「レディメイド」や人気スマホゲームのプロジェクトセカイへ書き下ろした「限りなく灰色へ」は記憶に新しい。2022年1月からは活動3周年の締めくくりとなる全国ツアーを行う。今年は初の短編恋愛小説「トキメキ因数分解」の執筆や、プレイステーションのCM楽曲の書き下ろし、SUMMER SONIC 2022 Osaka出演等、今後もすりぃの活動から目が離せない。
すりぃ OFFICIAL SITE
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