■「昨日は横浜初日ということもあり、えらく力んだ挙句にすごく疲れてしまいました。しかしながら今日は2日目最終日です。さらに力んで皆に幸せになってもらおうと思っております!」(小田和正)
6月3日のビッグパレットふくしまを皮切りにスタートした小田和正の最年長全国ツアー『明治安田生命 Presents Kazumasa Oda Tour 2022「こんど、君と」』。9月20日に75歳の誕生日を迎えたばかりの小田は、1万3,000人を前に故郷・横浜で3年ぶりの凱旋ライブを行った。
センターステージに小田が登場。ライブは明治安田生命企業CM曲となっている「風を待って」からスタートし、総立ちの場内に手拍子が響きわたった。
冒頭のMCでは、「昨日は横浜初日ということもあり、えらく力んだ挙句にすごく疲れてしまいました。しかしながら今日は2日目最終日です。さらに力んで皆に幸せになってもらおうと思っております!」と語った。
序盤の楽曲もツアー当初の春は「Re」、7月からは「夏の日」に、そして夕暮れの風に秋を感じるようになったこの日の横浜公演は「秋の気配」を選曲。もちろん、故郷の歌「my home town」も披露した。
6月15日に発売となったアルバム『early summer 2022』(読み:アーリーサマーニーマルニーニー)から「so far so good」(NHKドラマ10『正直不動産』主題歌)、「ナカマ」(テレビ東京系『ガイアの夜明け』エンディングテーマ)、ツアータイトルにもなっている「こんど、君と」(NHK『みんなのうた 60』記念ソング)など、新曲とヒットソングを織り交ぜながらステージと花道を縦横無尽に動き回り、アンコールを含む全24曲、約2時間30分に及ぶ横浜2dayを無事終了させた。
今回のツアーも、すべての会場のチケットが発売と同時にソールドアウトするなか、自身のコロナ感染、そして台風の影響で公演中止(振替公演を含む)の選択をせざるを得ない状況も。チケットを握りしめる多くのファンの期待に応えられるよう、現在全力を挙げて調整中とのこと。小田の旅はこの先も続いていく。
リリース情報
2022.06.15 ON SALE
ALBUM『early summer 2022』
小田和正 OFFICIAL SITE
https://www.fareastcafe.co.jp/index.html