ヒグチアイ、ドラマ『すべて忘れてしまうから』第3話のエンディングで新曲「しみ」の弾き語りを披露

■「弾き語りの一発撮りです。テンポは関係なく、呼吸によって進んでいく曲の流れに身を任せて聴いてみてください」（ヒグチアイ）

9月14日より、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」のスター作品として独占配信されている、日本発オリジナルドラマシリーズ『すべて忘れてしまうから』。

阿部寛が主演を務める本作は、ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人をめぐる、ミステリアスでビタースイートなラブストーリー。毎話異なる10組のアーティストが担当するエンディング楽曲も話題となっている。

そして9月28日から配信がスタートした第3話「あなたの関節を全部折ります」のエンディングではヒグチアイがドラマのために書き下ろした新曲「しみ」を披露する。

楽曲についてヒグチは「岨手監督が、謎に包まれる女性でもちゃんと生活していてそこに生々しく生きていることってある。という話をしてくださって、本当にそうだなと。わたしにも大切な今があって、好きになってくれる人もいて。会わなくなった人の先にも人生が続いていることを歌いたくなりました」と楽曲に込められた思いを語っている。

監督も「映画や小説で男性主人公の周りで女性がいなくなる展開ってわりと多いなと思ったんです。その女性にも普通に生活があるわけで。そのことを考えたときに、“恋人がいなくなる”設定のなかで、彼女に何があったのかを知っていくストーリーがいいのではないかと考えました。個別の人生があったふたりが自分自身を知っていくことで相手のことを理解できるようになる。そういうことを、この物語では描きたいなと思いました」と本作の設定に隠されたテーマを明かす。

そして、Bar灯台で披露した自身のライブパフォーマンスに関して、ヒグチは「弾き語りの一発撮りです。テンポは関係なく、呼吸によって進んでいく曲の流れに身を任せて聴いてみてください」とコメント。

力強くもしっとりとしたピアノの弾き語りを味わいながら、本作の余韻に浸ってしまうこと間違いなしのパフォーマンスとなっている。

また、第3話の場面写真、第2話のエンディング楽曲である三浦透子の「おちつけ」にのせて第2話の本編シーンで構成された振り返りMVも公開。本編限定の貴重な三浦透子のライブパフォーマンスも盛り込まれた特別映像となっている。