■「ドラマ『六本木クラス』の挿入歌であるんだけど、六本木に育ててもらった僕らだからこそ歌える歌だと思ってます」(THE BEAT GARDEN)
THE BEAT GARDENが、初のTikTok LIVE『THE BEAT GARDEN TikTok LIVE』を9月15日に開催した。
今回のTikTiok LIVEは、ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の挿入歌「Start Over」のリリースを記念して開催。当日は彼らが上京して初めてライブをした思い出の地である六本木のライブハウス「morph-tokyo」跡地である「unravel tokyo」から生配信された。
ライブ開始時刻の20時を迎えると、THE BEAT GARDENを象徴する「tbg」のネオン管が映し出され、『マリッジソング』で勢いよくライブをスタートさせる。間髪入れずに夏の終わりを感じさせる「花火」を立て続けに披露し、彼らのヴォーカリストとしての実力を見せつけた。
「THE BEAT GARDENという名前を最近知ってくれて、今日初めて僕らのライブを観てくれた方もいるかと思います。TikTokでの活動も頑張ってきたので、こうしてTikTokでライブができることがとても嬉しいです」と感謝の気持ちを述べ、コメントを拾いながらユーザーと会話をするTikTokならではの場面もあり、穏やかなムードが流れる。
MC後に披露されたのは、女性目線で描かれたラブソング『遠距離恋愛』。昨今の会いたい人に会えない状況にも重なる歌詞が沁みるとTikTokでも話題になったバラード曲を歌いあげ、彼らの幅広い表現力を見せつけた。
「僕らTHE BEAT GARDENはちょうど10年前に上京して活動を開始しました。上京して間もないとき、僕らの活動の場を与えてくれたのは六本木のmorph tokyoというライブハウスの当時の店長の阿部さんでした。曲もお金もなかったけど、面白いグループだと言ってもらえてこのステージに立たせてもらってました。ここにしかない輝きを求めて上京したときの東京の街のことを歌った曲です」
そう言って披露されたのは「光」だ。上京して初めてライブをしたライブハウスで、当時のときを歌ったこの楽曲を披露するのは感慨深いものがあった。
「TikTok LIVE次が最後の曲になります。この曲できっとビートを知ってくれた人が沢山いると思います。ドラマ『六本木クラス』の挿入歌であるんだけど、六本木に育ててもらった僕らだからこそ歌える歌だと思ってます。最後に『はじまりの歌』を聴いてください」と、ラストに披露されたのはドラマ『六本木クラス』挿入歌の「Start Over」だ。
MCでも言っていたように六本木で育った彼らだからこそ歌うことができるこの楽曲。画面越しからも彼らの熱量とこの楽曲への想いが伝わってくるパフォーマンスで、これまで彼らを応援し続けてくれているファンや今回のTikTok LIVEで初めて彼らのライブを初めて観るユーザーも大量のコメント残していた。
全曲歌唱を終えたメンバーは最後に「コロナ禍で僕らを助け続けてくれたのはTikTokだった。15秒だったり1分の動画が僕らの音楽を支え続けてくれた」と改めてTikTokへの感謝を残した。
ドラマ『六本木クラス』の放送も佳境に入り、ドラマの枠を超えて活動の場が広がってきているTHE BEAT GARDENの今後の活躍にも注目だ。
<セットリスト>
M1.マリッジソング
M2.花火
M3,遠距離恋愛
M4.光
M5.Start Over
PHOTO BY Yuto Fukada
THE BEAT GARDEN OFFICIAL WEBSITE
http://thebeatgarden.com/