■「実は福山さんは高所恐怖症」(柴咲コウ)「今だったら7,000人のお客さんにダイブできる」(福山雅治)
9月16日からの劇場公開を控え、映画『ガリレオ 沈黙のパレード』の福岡凱旋イベントが、福山雅治の地元、九州にて、柴咲コウを伴って9月12日に敢行された。JR博多シティスタジオテラスでは実に3年ぶりとなるイベント実施。当日の朝4時に情報告知されると、約7,000名が現地へ駆け付けた。
福山は、第一声に「帰ってきたばい福岡!」と博多弁で挨拶。「必ず映画を観てくれる人、拍手!」「14日発売のKOH+のCD必ず買うよって人、拍手!」と、コロナ禍の状況に気を配りながら上手くファンとの交流を図っていた。柴咲も「久しぶりにこの熱気を肌で感じることができて本当に感激してます」と感無量の様子。
そんな柴咲は、この最新作への想いを「この作品に携わろうと思ったのは、いつもどおり東野さんが描く人間ドラマとかミステリーが面白いなというのはもちろんですが、いま私たちがこうして生きていて様々な気苦労もあるし辛い思いもするし、そういうのをすごく丁寧に描いてる作品。それをきちんと信頼できる監督のもとで実写化できるというところで、参加させていただきました。それをようやく皆さんに観てもらえるというのを待ち遠しく思ってました」と語る。
そして福山は「1秒たりとも無駄のない絵作りになっていて、ミステリーとしても引き込まれるし、その向こうにある人間ドラマにも引き込まれるし。謎解きも人間ドラマもどちらも楽しめる作品になってるので、2時間飽きずに見てもらえる作品になってると思います」と9年ぶりとなった作品への手応えを語った。
撮影での久しぶりのふたりの掛け合いについて聞かれると、福山は「僕自身作品のファンでもあるし、湯川さんのファンでもあるのですごく楽しめました」、柴咲は「福山さんは普段メディアで見てるので久しぶりとならないのですが、湯川先生を纏っている福山さんは久しぶりで緊張しました」と答えた。
KOH+の再始動について、福山は「ある登場人物の報われなかった魂を救済するという意味を込めて、鎮魂歌として作りました。それを大きな想いで悲しみを包み込むようなできる歌声を柴咲さんが持ってらっしゃるので、ヒトツボシのイメージは、クリアにできていました」と信頼を込めて絶賛。そして「言えないけど、最後まで席を立たずに聴いてもらえれば、違った見え方がしてくると思うので、ぜひ最後までご覧になっていただきたいです」となにやら含みのある発言も。
最後に駆け付けたファンとのフォトセッションを行い、熱気と共に暖かい拍手で包まれながらイベントは終了した。
またJR博多シティ内『T・ジョイ博多』では、上映前舞台挨拶も実施。先ほどのイベントについての感想を聞かれた福山は「ほぼ当日発表のなか、あれだけ多くの人に集まってもらえて本当に感無量です」と歓喜。
そして柴咲から「実は福山さんは高所恐怖症」という事実を告げられると、福山は「本当に苦手なんですが、あれだけ集まってくれたファンの皆さんの顔を確認したくって、普段だったら本当に怖いんですが“今だったら7,000人のお客さんにダイブできる”気持ちでいました」とファンへの熱い想いを語った。
締めくくりに福山は「本当にこの映画は、場面によっては苦しい気持ちになってしまうときもあるかもしれません。見終わったあとに切ない気持ちになるかもしれません。でもその悲しみや苦しみをなぜ描くかというと、皆さんに大事なものがあるから苦しいんですよね。だから観終わったあとに切なかったなと思ったら、大切なものを知ってるから切なくなるんですよね。どういうものを持ち帰ってくれるかわかりませんが、ぜひ感想を呟いてください」と今作への期待を込めてコメントした。
映画情報
『ガリレオ 沈黙のパレード』
9月16日(金)全国東宝系にて公開
原作:東野圭吾『沈黙のパレード』(文春文庫刊)
脚本:福田靖
監督:西谷弘
音楽:菅野祐悟 福山雅治
出演:福山雅治 柴咲コウ 北村一輝 他
製作:フジテレビジョン アミューズ 文藝春秋 FNS27社
(C)2022「沈黙のパレード」製作委員会
映画『ガリレオ 沈黙のパレード』作品サイト
https://galileo-movie3.jp/
福山雅治 OFFICIAL SITE
http://www.fukuyamamasaharu.com
KOH+ OFFICIAL SITE
https://koh-plus.com/2022/hitotsuboshi/