■「TERUの声と大勢の人々の平和を願う力強い声と合わせ、壮大な合唱にしたい」(GLAY・TAKURO)
GLAYが、10月より行うライブツアー『GLAY Anthology presents -UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY 2022-』で、60thシングル収録の「Only One,Only You」を初披露することを発表した。
「Only One,Only You」は、ラストに壮大なコーラスワークが盛り込まれた構成。そのコーラスを、未来を担う若者の代表として、日本赤十字社の青少年赤十字メンバーと、東京スクールオブミュージック専門学校渋谷に所属する学生たちと合唱する予定だ。
この楽曲は、TAKUROが平和に対する強い願いを込めて書き下ろしたナンバー。最後のコーラスでは 「TERUの声と大勢の人々の平和を願う力強い声と合わせ壮大な合唱にしたい」というディレクションをしており、その想いをライブでも形にすべく、今回の企画が実現となった。
今回のツアーは、2002年9月にリリースされたアルバム『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』を全曲披露する内容。ツアーロゴの解禁、併せてTAKUROから今回のライブツアーに対するコメントも到着した。
■TAKURO コメント
2002年に『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』というGLAYの歴史の中で非常に独特なアルバムを出したのです。
『UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY』の前に“GLOBAL COMMUNICATION”というテーマを掲げていた俺達は、その後に911が起こったりして、自分たちの“若き理想”みたいなものが打ち砕かれました。だからこそ『UNITY ROOTS &FAMILY,AWAY』のような優しいアルバムができたと思います。でも、やっぱりタイトルの最後に“AWAY”がつくんです。団結だとか、家族だとか、ルーツだとか、そういったものが遠く離れていく、そういった淋しい実感もあって、作品のトーン自体がおとなしかったり、陰があったりするアルバムになりました。
あれから20年が経ち、改めて思いました。「今の成熟したGLAYなら、そんな優しいアルバムに収められた楽曲たちと共に、とっても心地よく、優しくて温かい時間をファンの皆さんに提供できるんじゃないか」と。
ということで、今回、季節的にもちょうど似合う秋に『UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY』完全再現ツアーをすることにしました。秋のひとときを、言葉を選ぶなら“エレガント”な感じのツアーができたらなと。「今の時代にマッチしたGLAYらしいやり方はなんだろう」と考えたら、そもそも声を出さなくてもいいような、舞台とかクラシックのコンサートのように、頭から終わりまでじっくり鑑賞していただいて「明日からがんばろう」と思えるものを持って帰っていただくというコンセプトにしてしまえば、みんながストレスもないんじゃないかと思いまして…来年には大声を出して、みんなで騒いでいたいという願いも込めてなんですけど。
ちょっとお洒落をして、舞踏会とかクラシックを聞きに行くような感じで来ていただけたらと思います。
リリース情報
2022.09.21 ON SALE
SINGLE「Only One,Only You」
GLAY OFFICIAL SITE
https://www.glay.co.jp/