■「岡田くんは、まるで死の商人が武器を売るように、次から次へとアクションをプレゼンテーションしてくれる」(原田眞人監督)
主演・岡田准一、監督・脚本・原田眞人による、究極のノンストップクライムエンターテイメント『ヘルドッグス』が 9月16日に公開。
このたび、本作のアクションシーンを詰め込んた特別映像『地獄のアクションセレクション』が解禁された。
今回解禁となったのは、本作に登場する過激で強烈なアクションシーンをギュギュッと詰め込んだ地獄のアクション詰め合わせ映像。劇中、岡田准一演じる兼高や坂口健太郎演じる室岡らが、敵をバッタバッタとなぎ倒す珠玉のアクションシーンが息つく暇もなく詰め込まれており、素手で相手を圧倒する基本の格闘術【ステゴロ】、使える物はなんでも使う作法無用の戦闘スタイル【工具&文具】、これは絶対外せない! お待ちかねの【ナイフ&ガンアクション】と、それぞれの格闘術にあわせたアクション映像が映し出されていく。
その中には、相性98パーセントの狂犬バディである兼高と室岡が、ふたりで訓練に励む仲睦まじい様子も。
今回岡田は、主演でありながら技闘デザイン(アクション振り付け)指導としても本作に参加しており、映画で描かれるアクションの数々を原田監督にプレゼンしたそう。岡田は、「原田監督はお芝居の延長線上でのアクションを強く求める監督。お芝居とアクションの境目なくキャラクターが立つような構成を考案することがテーマになります。本物の動きのなかに映像的なギミックを入れたり、キャラクターの個性やそのキャラクターの行動の狙いにあった動きを考えて提案しています」と明かしており、カッコいいだけではないリアルなアクションにこだわったことが伝わってくる。
岡田から数々の提案を受けてきた原田監督は、「岡田くんは、こういうアクションができます、こういうのもできますって、まるで死の商人が武器を売るように、次から次へとアクションをプレゼンテーションしてくれる。改めて、その引き出しの多さに驚きました」と岡田への絶大な信頼を明かしている。
映像のバックで流れるのは、元劇団四季の劇団員で「ライオンキング」「美女と野獣」など数多くの舞台に立ってきた吉原光夫演じる、熊沢が歌いあげる「行け、我が想いよ、黄金の翼に乗って」(オペラ『ナブッコ』で歌われる合唱曲)。吉原は、劇団四季退団後も、世界4大ミュージカルのひとつである『レ・ミゼラブル』で日本公演歴代最年少となる32歳で主演ジャン・バルジャン役を演じた他、数々の舞台、ドラマ、映画と、多岐にわたるジャンルで活躍する名優だ。
今もなお健在の圧倒的歌唱力で歌い上げられる美しい名曲の調べは、強烈で研ぎ澄まされた本作のアクションシーンを引き立たせ、まるで歌にあわせてダンスでも踊っているかのような華麗さを感じさせてくれる。映像の最後には、関東最大のヤクザ組織「東鞘会」が裏接待を行う高級クラブのカラオケでその歌声を披露しているシーンまで描かれており、思わずナレーションでも鋭いツッコミが入るなど、豪快なアクションシーンをたっぷり堪能できると共に、クスッと笑えるコミカルさまで楽しめる特別映像となっている。
映画情報
『ヘルドッグス』
9月16日(金)より全国公開
出演:岡田准一 坂口健太郎 松岡茉優 MIYAVI 北村一輝 大竹しのぶ 他
脚本・監督:原田眞人
原作:深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(角川文庫/KADOKAWA刊)
配給:東映/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
(C)2022『ヘルドッグス』製作委員会
映画『ヘルドッグス』作品サイト
https://www.helldogs.jp/