■全世界で最も有名なグループ、ザ・ビートルズとガンジス川のほとりで運命的に出会い、共に過ごした奇跡の8日間を描くドキュメンタリー!
1968年、最高傑作『ザ・ビートルズ』(通称『ホワイト・アルバム』)を生んだインド滞在期のビートルズと奇跡の8日間を過ごしたポール・サルツマン監督によるドキュメンタリー映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』が、9月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷、池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺、新宿バルト9他、全国順次公開される。このたび本作の、本編映像が解禁となった。
1968年、全世界で最も有名なグループ、ザ・ビートルズはガンジス川のほとりにいた。自分たちは何者で、どこに向かえば良いのか。人生の豊かさとは何かを求めるジョージの発案で、4人は超越瞑想運動の創始者マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーと出会い、インド北部のリシケシュにある、ガンジス川を臨む丘の上のアシュラム(僧院)に招待される。
このとき、心の声の導きでこの地を訪れていたひとりの青年がいた。現在、映像制作者として活躍するポール・サルツマン監督だ。『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、ザ・ビートルズと運命的に出会い、共に過ごした奇跡の8日間を描くドキュメンタリーだ。
今回解禁されたのは、約半世紀の時を越えて、ポール・サルツマン監督が再びインドへと向かう本編映像。トロントからリバプールへ、監督が最初に向かったのは、1968年に彼が撮影した写真が飾られているザ・ビートルズの博物館「ビートルズ・ストーリー」。写真を確認したのち、白いピアノに丸眼鏡が置かれ、名曲「イマジン」が流れるジョン・レノンのコーナーでは、「ジョンと過ごしたのは…たったの1週間…8日間だがとても優しく接してくれた」と振り返る。4人は「本当の兄弟のようだった。固く結ばれた家族だ。彼らの音楽と喜びに溢れていた。素晴らしい4人だった、最高にね」と4人の素顔を今も鮮明に覚えている様子のサルツマン監督。
監督のインド再訪に同行するのは、ザ・ビートルズ研究の権威、マーク・ルイソン。ムンバイに到着したふたりは、ジョージがレコーディングを行ったスタジオがあった場所に立つ。マハリシの僧院があるリシケシュに向かう列車に乗り込むと、「彼らはだれの意見にも惑わされなかった。確かなセンスで自分たちの音楽センスを見極め、それが世界中で支持された。今も色あせないのは純粋で嘘がなく、そしてこれが最も重要な要素だが、人為的な部分がないことだ」と、今もなおザ・ビートルズが世界の人々を魅了し続ける理由を語る。
「ビートルズは何も説かなかった。メッセージを読み取ったならそれは思い込みだ。彼らは自分たちの音楽を作っていただけだからね、だがパワーをくれた。自ら考え表現する力を与えてくれた」と、自分たちの感性で数多くの名曲を通して、今も影響力を保ち続けている奇跡について言及する。
インド滞在期にザ・ビートルズが作った曲は、公称30曲と言われているが、アップル関係者によると48曲という説もある。本編にはルイソンがジョン・レノン・ミュージアム(現在は閉館)のカタログを取りだし、ジョンが残したメモを確認する場面もあり、日本のファンにはうれしい場面となっている。
ポール・サルツマン監督とマーク・ルイソン、インドを訪れたふたりは何を発見するのか。この先は、ぜひ劇場でチェックしよう。
インド滞在期のザ・ビートルズの素顔に迫る『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』は、9月23日全国公開。
映画情報
『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』
9月23日 全国公開
監督・脚本・製作:ポール・サルツマン
ナレーション:モーガン・フリーマン
製作総指揮:デヴィッド・リンチ
出演:デヴィッド・リンチ、パティ・ボイド、ジェニー・ボイド、マーク・ルイソン、ルイス・ラファム、ローレンス・ローゼンタール、リッキ・クック、ハリプラサード・チョウラシア、デヴィアニ・サルツマン
2020年/カナダ/英語/79分/カラー/1.78:1/5.1ch
原題:Meeting The Beatles in India
字幕:大西公子
字幕監修:藤本国彦
配給:ミモザフィルムズ
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映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』作品サイト
http://mimosafilms.com/beatles/