■「(俳優業は音楽と違って)次に何が起きるかわからない、未知の楽しさがありますね」(ハリー・スタイルズ)
日本時間9月6日に開催された、『第79回ヴェネチア国際映画祭』のワールドプレミア。そのレッドカーペットに、同映画祭のアウト・オブ・コンペティションとして招待された映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』の出演者、フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ、ジェンマ・チャン、クリス・パインら豪華キャストと、監督のオリビア・ワイルドが登場。ハリウッドを代表する豪華キャストが華やかな姿を披露した。
前作『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』が絶賛されたオリビア・ワイルド監督の長編第二作となる『ドント・ウォーリー・ダーリン』は、完璧な生活が保証された街で不自由なく暮らすアリスの身におきる“不気味な現象”を描いたユートピアスリラー。美しい景観の街に徐々に広がっていく狂気が、観る者を惑わし、呑み込んでいく作品だ。
主人公アリス(フローレンス・ピュー)の夫ジャックを演じたハリー・スタイルズは、リアルでありながらファンタジーな世界での演技について「自分が生きている世界から遠い世界で演じることができて、何も欠けていない完璧な世界で、カッコいい車に乗ったり、カッコいいものを持ったりするのとても楽しいことでした。それは側でしっかり細部まで作り込んでくれたので、最後までリアルな演技をすることができた。そういう意味ではお芝居はしている意識は無くて、皆さんが作ってくれた世界に救われました」とコメント。
さらに、音楽と俳優業の違いについても「いろんな意味で音楽と俳優業は対極にあります。音楽を作るのはパーソナルで個人的な作業であるのに対し、芝居は自分ではない誰かを演じるので、違う角度から探究ができます。次に何が起きるかわからない、未知の楽しさがありますね」と語り、ファンに向けて、「支えてくれた人がたくさんいるおかげで、素の自分で活動ができていて、自分が表現したいことができています。すべては支えてくれたファンのおかげ。僕のようにありのままの自分で生きていける場所を皆さんに提供することで、ファンの方へ恩返しをしたい!」と感謝の言葉を紡いだ。
ハリー・スタイルズが『ダンケルク』以来の本作的な俳優業に挑んだ映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』は、11月11日に日本公開となる。
映画情報
『ドント・ウォーリー・ダーリン』
11月11日(金)日本公開
監督:オリビア・ワイルド
原案:キャリー・バン・ダイク&シェーン・バン・ダイク、ケイティ・シルバーマン
脚本:ケイティ・シルバーマン
出演:フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ、オリビア・ワイルド、ジェンマ・チャン、、ニック・クロール、クリス・パイン
レイティング:PG12
配給:ワーナー・ブラザース映画
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映画『ドント・ウォーリー・ダーリン』作品サイト
https://wwws.warnerbros.co.jp/dontworrydarling/