■「(「プレロマンス」は)キュンキュンと、ときめきを詰め込んだ楽曲」(eill)
シンガーソングライターのeillが歌う、映画『夏へのトンネル、さよならの出口』挿入歌「プレロマンス」の先行配信が、8月24日にスタートした。本楽曲は、9月7日にリリースされるeillのデジタルEP『プレロマンス / フィナーレ。』の表題曲のひとつにもなっている。
「プレロマンス」では、音楽プロデューサーとして活躍するm-floの☆Taku Takahashiがアレンジに参加。エレクトロなサウンドメイクが際立つ、暑い夏にふさわしい疾走感のあるサマーチューンに仕上がっている。タイトルのとおり、まさにロマンスの始まりを感じられるような爽やかなラブソングだ。
映画『夏へのトンネル、さよならの出口』の場面写真で構成された同楽曲のリリックビデオも配信開始と同時に公開。ふたつ折りのガラケーの画面を見ているかのような縦映像で構成され、印象的な映画の場面写真とともに「プレロマンス」の楽曲が楽しめる。
8月19日には、映画『夏へのトンネル、さよならの出口』公開を記念したトーク付き試写会が開催。イベントには、主題歌と挿入歌を担当するeill、劇中音楽を手がける富貴晴美、制作プロデューサーの松尾亮一郎が登壇し、映画を彩る音楽たちの制作秘話なども飛び出した。ここで「プレロマンス」に関してeillは、「キュンキュンと、ときめきを詰め込んだ楽曲」と説明。いつもとはひと味違ったラブソングに仕上がっていると話した。
なお、同映画の監督である田口智久、原作の八目迷の両名から、主題歌「フィナーレ。」、挿入歌「プレロマンス」「片っぽ」についてコメントが寄せられている。
■田口智久(監督)コメント
「片っぽ」はまるでこの作品のためにあるような曲だと思いました。とても美しく儚い、誰も誰かを求めているというあまりに普遍的であり、個人的でもあるこの曲はまさに『夏へのトンネル、さよならの出口』であったように感じました。「プレロマンス」は華やかにこの作品の色を強く引き立ててくれています。映画の彩度が、音楽によって一段も二段も引き上げられたように思います。青春の確かな輝きが音楽の力によってその輪郭を鮮明に浮かび上げてくれました。主題歌としてある「フィナーレ。」は作品テーマのアンサーにもなっている曲だと感じています。きっと映画を見ていただければその意味が分かるかと思います。■八目迷(原作) コメント
初めて「フィナーレ。」を聴いたとき、なんてまっすぐなラブソングだろうと思いました。何かと不器用な主人公ふたりの、本当に望んでいたものが、この曲に秘められているんじゃないかな。そう思わせてくれる曲です。そして挿入歌である「プレロマンス」も、夏の到来と淡いボーイミーツガールを感じさせてくれました。誰だって一度は、この曲に込められたドキドキを求めていたはず。夏の青空のような曇りのないロマンスを、ぜひ劇場で味わってください。
(C) 2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
リリース情報
2022.09.07 ON SALE
DIGITAL EP『プレロマンス / フィナーレ。』
映画情報
『夏へのトンネル、さよならの出口』
9月9日(金)全国公開
声の出演:鈴鹿央士 飯豊まりえ
原作:八目迷『夏へのトンネル、さよならの出口』(小学館「ガガガ文庫」刊)
キャラクター原案・原作イラスト:くっか
監督・脚本:田口智久
主題歌:「フィナーレ。」 eill
配給:ポニーキャニオン
(C) 2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
eill OFFICIAL SITE
http://eill.info
映画『夏へのトンネル、さよならの出口』作品サイト
natsuton.com