■10万超えの“いいね”も! 北村匠海、磯村勇斗、吉沢亮、山田裕貴ら出演の映画『東京リベンジャーズ』オフショットは、フォトグラファーのENOが撮影。
現在大ヒット公開中の映画『東京リベンジャーズ』の公式SNS(Twitter、Instagram、TikTok、LINE)でアップされるオフショットが話題となっている。
本作の公式SNS(Twitter、Instagram、TikTok、LINE)の総フォロワー数は100万人超。たびたびネットニュースにもなるなど、注目されているオフショットは、SNS用のカメラマンが撮影している。
通常、現場にはスチールカメラマンが入り、その撮影した写真を各種宣伝活動で使用していくのだが、本作は通常のスチールカメラマンとは別にSNS用のカメラマンを起用。結果としてこの体制が大成功だったことは間違いないが、なぜこのような異例の体制を取ったのか?
本作のプロデューサーを務めた岡田翔太はその理由を“現場の熱”を届けたかったからだと語る。「以前から、作品を皆様に届けるまでのプロセスで『もっと、現場の熱が届くような方法はないか』と模索し続けていました。その中で、『作品の公式SNSでもっとできることがたくさんあるのでは?』と思い、『SNS専属のカメラマンを起用してみよう!』というチャレンジをすることにしました。私自身インスタグラム等SNSは日常的に愛用していますし、ただの宣伝ではなくもっと作品を身近に感じてもらいたくて思い付いたアイデアのひとつです」。
そんな想いを受けたのはフォトグラファーのENO。岡田とはプライベートでも友人であり、“この世界観で東リベの現場を切り取ってほしい!”と岡田自らオファーをかけたという。「私やキャストとも歳が近く、求めていることの共有もスムーズにできました。現場でのこのようなオフショット撮影はあまり前例がなく、手探りの部分も多かったですが(笑)そのぶん、キャストたちの生き生きとした姿が切り取れたんじゃないかなと思っています!」
この英断によって我々は、キャストたちの魅力満載かつ、現場の雰囲気を感じられる“エモい”写真を拝むことができたのだが、前例のないSNS用カメラマンとしての起用に、本人はどう感じたのか?
ENOは「普段の広告撮影の仕事とはまったく違うであろう、現場に入れることがうれしかったです。映画業界自体のSNSアカウントをもっと格好良くしていきたいという、岡田さんの要望もとても理解できていたので、『自分の力を存分に発揮してやろう!』という気持ちでした」と非常に前向きな気持ちで臨んだという。
普段とは異なる環境での撮影に対して「東卍アジトでの撮影は、あまりにも照明が綺麗で驚きましたし、とても勉強になりました。あとは、集会時の神社の空に浮かんだ照明器具にも驚きました。個人的に、いつも照明の細かいセッティングや、カメラマンさんの動きやアングル等を見ていました」と映画ならではの現場を学びながら撮影していたと語った。
複数の投稿写真でInstagram の“いいね!が”10万を超えている好反応については、「こちらはキャストさん、他の皆様の力も存分にあるかと思います。自分だけの力では到底なし得ることができないムーブメントを世の中に起こせたことはとてもうれしいことですし、自分自身も勉強になりました。格好良い被写体と完璧な光とメイクetc. が揃っているので、あとは格好良く撮るだけでした」とコメント。
最後に改めて本作への参加を振り返り、「映画という初めての現場で、延期やコロナによる様々な弊害が出たりと、とてもハードでしたが、原作のファンでもあったためここまで流行ってくれたのは本当にうれしいです。続編があれば(笑)、何卒よろしくお願い致します!」と主要キャストたちと同様に、続編への参加を熱望した。
主要キャスト、スタッフはもちろんのこと、SNS上でも公開当初から声が上がり続けている“続編”への期待の声。もし正式に続編が決まった暁には、ENOによる“エモい”写真が、作品と共にまた私たちを楽しませてくれるかもしれない。
PHOTO BY @eeeeeeeno
映画情報
『東京リベンジャーズ』
大ヒット上映中
原作:和久井健「東京卍リベンジャーズ」(講談社「週刊少年マガジン」連載中)
監督:英勉
脚本:高橋泉(高は、はしごだかが正式表記)
出演:北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 今田美桜 鈴木伸之 眞栄田郷敦 清水尋也 磯村勇斗/間宮祥太朗/吉沢亮
主題歌:SUPER BEAVER「名前を呼ぶよ」
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)和久井健/講談社 (C)2020 映画「東京リベンジャーズ」製作委員会
映画『東京リベンジャーズ』作品サイト
tokyo-revengers.jp