■「誰しもある、過去への後悔や痛めた心の場所に、この歌が光のように届くといいなと思います」(コブクロ)
コブクロのニューシングル「両忘」(読み:りょうぼう/7月7日リリース)のミュージックビデオが公開された。
今作のミュージックビデオは、 楽曲の世界観を表現するため、いくつもの鏡を重ねることで、その先に映し出される屈折した世界観を創り出し、撮影が行われた。
外からの光を入れ込まぬように帳が下ろされた空間の中、入念に角度をチェックしいくつもの鏡を設置。鏡同士が写し出す世界観が広がり、反射し、それらを繰り返すことで幾重にも重なるメンバーが不可思議に描写された作品となっている。
映り込む世界がひとつではない、表裏の先にある価値観や、もうひとつの答えの可能性を求めたミステリアスな世界観を演出したのは、今回初めて撮影でタッグを組んだ、3人のディレクターとひとりのカメラマンからなる映像クリエイティブチーム“FUBI”。
ひとつの意見ではない、多角的なアイデアによって生まれた作品は、映像中にもギミックや映像エフェクト効果が散りばめられ、今までのコブクロ作品にはなかったような斬新な仕上がりとなっている。
コブクロ「両忘」は、6月23日より、絶賛先行配信中。
■コブクロ コメント
世の中の様々な出来事、何が正しくて、何が間違いと決めつけることは簡単ですが、その秤の真ん中でバランスを取る答えや、価値観は、お互いの物差しでも大きく変わり、ひとつじゃないということを言い得た言葉が「両忘」という言葉です。
今回浮かんでいたテーマを突き詰めていたら辿り着いた「禅」の言葉から、タイトルをもらいました。
人生で、取り返しの付かない過ちや、間違いを犯しても、どんなに後悔する出来事が起こっても、ただそれを責めるのではなく、終わりじゃなくそこには何か理由があり、いつかまた立ち上がれるという希望を、誰かの声の中から、自分で見つけてほしい。
誰しもある、過去への後悔や痛めた心の場所に、この歌が光のように届くといいなと思います。■MVディレクター・FUBI(フービ)コメント
人間は物事の本質について追求していけばいくほど、その事象の深さや難題にぶち当たり、迷いながら日々を生きています。
自分にとっての正義は誰かにとっての悪であるかもしれない。
『実像と虚像』『真実と偽り』など、表裏一体となるカオスが入り乱れるこの世界で、世の道理すべてを理解している人間など誰もいないということ。
他人から見た自分と自分が知る自分は違うということ。
これらを楽曲から感じ、映像で表現しました。
リリース情報
2020.10.24 ON SALE
SINGLE「灯ル祈リ」
2021.07.07 ON SALE
SINGLE「両忘」
2021.08.04 ON SALE
ALBUM『Star Made』
「両忘」ミュージックビデオ
https://youtu.be/XcJWQRvsflI
「両忘」配信リンク
https://kobukuro.lnk.to/ryoubou
コブクロ OFFICIAL YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=053P5flbPTI
コブクロ OFFICIAL SITE
http://kobukuro.com/