■「広島県出身の代表としてこうして瀬戸内PR部隊と広島県出身のアイドルの皆さんと一緒にこの平和を願う楽曲を一緒に歌うことができて本当に光栄でした」（STU48・今村美月）
広島市に原爆が投下されてから77年の8月6日、広島を拠点のひとつとして活動するSTU48のファンの投票で決まった7名で結成されたユニット「STU48瀬戸内PR部隊 Season2」のメンバーが『TOKYO IDOL FESTIVAL 2022』に出演した。
この日のメンバーは石田千穂、沖侑果、尾崎世里花、高雄さやか、中村舞、福田朱里、岡田あずみの7名。まずは「夢力」を力強く披露し、STU48の夏ソング「サングラスデイズ」、そして応援ソングである「ヘタレたちよ」を爽やかにパフォーマンスし、続くスペシャルステージへ。
石田千穂が「ここからは皆さんに事前にお伝えしていたスペシャルステージとなります。今日8月6日は、私たちSTU48の拠点のひとつである広島に原爆が投下された日です。“平和”という言葉を特に忘れてはいけないこの日に、平和について願っている『花は誰のもの？』という曲をスペシャルゲストの皆さんとSTU48キャプテンの今村美月ちゃんと一緒に歌いたいと思います。それではよろしくお願いします！」とスペシャルゲストを呼び込むと、STU48・キャプテンの今村美月とともに、広島ゆかりのアイドル、アイリ（NEMURIORCA）、永田詩央里（≠ME）、矢野美優（愛乙女☆DOLL）、山本杏奈（＝LOVE）が登場。
石田千穂の「今日この日を私たちも、そして皆さんも忘れないように歌わせていただきます」というコメントとともに「花は誰のもの？」スペシャルステージがスタートした。
この「花は誰のもの？」という楽曲はウクライナ侵攻が始まったタイミングで秋元康が歌詞を書き下ろした平和を願うメッセージソング。原爆の投下という悲しい過去を持つ広島を拠点のひとつに活動しているSTU48が、日本人があらためて平和に思いを寄せる今日、広島に原爆が投下された日に、広島ゆかりのアイドルと一緒に願いを込めて歌い届けた。
福田朱里に感想を聞かれた参加メンバーは、
アイリ「この歌を通してさらに平和を強く願う気持ちが再確認できました」
永田「この歌をきっかけに私自身、そして皆さんが平和について考えるきっかけになれていたらなと思います」
矢野「広島出身で地元を大切に思う気持ちとか、平和を願う気持ちは皆さんと一緒 」
山本「この楽曲をたくさん聴かせていただいてたので8月6日という私たち広島県民とってもすごく大切な日にこうやってアイドルとしてパフォーマンスできることを本当にうれしく思います」
今村「広島県出身の代表としてこうして瀬戸内PR部隊と広島県出身のアイドルの皆さんと一緒にこの平和を願う楽曲を一緒に歌うことができて本当に光栄でした」
と、それぞれコメントした。
そして沖侑果が「今聴いていただいた8枚目シングルはこの時代のために作られた強いメッセージソングとなっています。皆さんの平和を考えるきっかけになればいいなと思っています。たくさん聴いてみてください」とコメントし、平和の願いを込めたスペシャルステージは幕を閉じた。
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