■2021年のドラマ『ただ離婚していないだけ』での“成り行きで不倫相手を殺してしまう”掛け値なしのクズ男の演技が決定打に!
Kis-My-Ft2の北山宏光が、エンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』2022年9月号(8月4日発売/日経BP)に登場。「気にせずにはいられない男」と題されたロングインタビューで、独自の立ち位置を築きつつある俳優活動のことや、ベテランの年次に差し掛かったグループについてなど、9ページにわたって話している。
2022年は3本のドラマに出演している北山。うち主演した2作での役が「終末論に振り回され、精神を崩壊させていく小悪党」「異次元の世界に幽閉され、妻との愛憎劇を繰り広げる夫」だった。苦悶する役が増えるきっかけになったのは、2019年のテレ東深夜ドラマ『ミリオンジョー』。そして2021年夏、『ただ離婚していないだけ』での「成り行きで不倫相手を殺してしまう」という、掛け値なしのクズ男の演技が決定打に。後者は、放送から1年過ぎた今も時折話題になっている。
こうした役が続いていることに対し、「僕もいろんな仲間から、また妻殴ったんか、みたいに言われてます(笑)」と北山。「ファンの方の中には、ああいうの嫌だって言う人もいるかもしれないけど、そういう気持ちを含めて面白がってもらえるほうが、僕としては気楽」と正直な心情を明かしている。
演技に対して覚醒したのは、Kis-My-Ft2としてCDデビューする2年前。少年隊・錦織一清脚本/演出の舞台『PLAYZONE 2009〜太陽からの手紙』だったと振り返る。
「錦織さんに言われて、つか(こうへい)さんの舞台を観に行ったんですが、全然理解できなかった。もう1回…と思って行ったら、やっぱりわからないんだけど、舞台からの熱量だけですごく泣けちゃって。で、3回目、今度はストーリーが入ってきたときに、うわ〜奥深いな…!! と。ステージと客席の間にある絶対的な壁や距離感を飛び越えてくる熱量とかエネルギーって、スゲーなって…」
今も仕事をする上で北山の核になっているという、錦織とのやりとりについても具体的に説明している。
9月は福岡・博多座で開幕する堂本光一主演舞台『Endless SHOCK』で、主人公のライバル役に。春に上演された同作でその役をやったのはSexy Zoneの佐藤勝利。対照的なイメージの2人が、同じ役をそれぞれどう解釈するのかという点でも注目が集まっているなか、Sexy Zoneと同年デビューだったことについての述懐も。その流れで話はキスマイのことに広がり、近年少なくなったローラースケートでのパフォーマンスに対する、率直な思いも述べている。
日経エンタ!おなじみのプライベートトークでは「飲みに行ったら1杯目は何?」に始まり、お酒のアテ、好きな麺類、シャンプーやボティソープの好みなど10問。最近見て良かった映画も数々挙げており、ちょっとしたレコメンドリストとなっている。
PHOTO:(C)日経BP
書籍情報
『日経エンタテインメント!』2022年9月号
発売日:8月4日
特別定価:840円(税込)
出版社:日経BP
表紙&巻頭インタビュー:コムドット
リリース情報
2022.08.17 ON SALE
Kis-My-Ft2
SINGLE「Two as One」
Kis-My-Ft2 OFFICIAL SITE
https://avex.jp/kismyft2/