■「夏の風が頬をそっと撫でるような、爽やかさの中で揺れる切なさをこれでもかというほどに表現しました」(神はサイコロを振らない・柳田周作)
神はサイコロを振らないの最新楽曲で、NHK EテレのTVアニメ『アオアシ』第2クールのエンディングテーマ曲として書き下ろされた「カラー・リリィの恋文」が7月15日にデジタルリリースされた。
現在放送中のTVアニメ『アオアシ』は、サッカーJリーグのユースチームを舞台に、プロを目指し奮闘する高校生たちの青春を描いた作品。原作は、週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の小林有吾による大人気コミックスで、累計1300万部を突破し、第65回小学館漫画賞一般向け部門を受賞、さらに日本サッカー界とも多くのコラボレーションを続ける「いまもっともアツいサッカー漫画」。
神サイは、これまで2020年夏にメジャーデビュー曲「泡沫花火」、2021年夏にはアユニ・D(BiSH/PEDRO)、 n-buna from ヨルシカとのコラボシングル「初恋」と、毎年7月に夏をテーマにした楽曲を発表してきた。今作はその夏唄3部作の最新作。パーティーチューンの夏唄とは異なり、神サイらしさが全面に押し出された夏唄となっている。YouTubeでは歌詞入りのOfficial Audioも公開されているのでそちらもチェックしよう。
今作は、ボストロック的なアプローチの中、バンドメンバー4人で浮遊感のあるサウンドを創出。また、『アオアシ』のヒロインである花の思いをボーカルの柳⽥周作が⾔語化した歌詞も象徴的。
「声が枯れてしまっても 追い風になるように 響け愛のメッセージ」
「刹那に過ぎてゆく日々を 青い春と謳ったように 晴れ渡る空の模様が 君に見えてしまうよ」
など、歌詞では他者を想う切ない感情をストレートに表現しており、リリースに先駆けてオンエアされている楽曲を聴いた10・20代からは「今の自分の感情を歌ってくれている!」、それ以上の層からは「自分が学生時代に感じた気持ちを思い出させてくれた!」など幅広く共感を得ている。
本作のデジタルリリースを記念して、オリジナデジタル待受や、TVアニメ『アオアシ』第2クールのポスター」などが特典となっているデジタルキャンペーンも実施中。
神サイの『Live Tour 2022「事象の地平線」』は終盤を迎え、7月16・17日にはLINE CUBE SHIBUYAでの2Daysでファイナルを迎える。
■柳田周作 コメント
夏の風が頬をそっと撫でるような、爽やかさの中で揺れる切なさをこれでもかというほどに表現しました。神サイの原点とも言えるポストロック的なアプローチの中に、ノイズ音源にフィルターやモジュレーションなどをかけ「コンピュータの鳴き声」のような音を出すガジェット系シンセを織り交ぜることで、また新たな音楽の表現領域に踏み込めました。個人的な趣味ですが、2000年代初期のSF邦画を彷彿とさせるアレンジになっています。
リリース情報
2022.07.15 ON SALE
DIGITAL SINGLE「カラー・リリィの恋文」
TVアニメ『アオアシ』番組サイト
https://aoashi-pr.com/
神はサイコロを振らない OFFICIAL SITE
https://kamisai.jp/