■「今、こういうダンスミュージックがはやっているからそれにしよう、みたいな乗り方は一切してこなかった」(堂本光一)
7月4日発売のエンタメ専門誌『日経エンタテインメント!』(日経BP)8月号表紙と巻頭インタビューにCDデビュー25周年を迎えるKinKi Kidsが登場。
プレーヤーとして、またクリエーターとして前進する自身の活動スタイルについて語っている。
インタビューテーマは「ふたりが作ってゆくジャニーズイズム」。
ジャニーズ事務所で音楽活動をしているグループとしては最長不倒の25年になる彼ら。現在はどちらかといえば個人での活動が多いが、KinKi Kidsとしても毎年ドームでコンサートを開催。
変わらぬ現役感の最大の理由として堂本光一は“トレンドに乗らなかったこと”を挙げる。
「今、こういうダンスミュージックがはやっているからそれにしよう、みたいな乗り方は一切してこなかった。レコード会社の人からも『今のトレンドはこうです』なんて話はほぼ出ない。どういう歌を歌うことが今のKinKiにとって新しいねと言えるのかを一番に据えて展開を考えていて、その姿勢は昔から一貫している」(光一)
個々では、“ミュージカル俳優の堂本光一”、“ファンクミュージシャンの堂本剛”と、全く異なるジャンルで活躍しているふたり。
ジャニーズのセオリーにはなかったエッジの利いた活動スタイルは、周囲を翻弄しているように見えこともあるが、それについて剛は、「ジャニーさん(事務所の前社長・ジャニー喜多川氏)の頭の中にあるものをなんとかかたちにしようと生きてきた結果」と話す。
「ふたりでものを作るときと、ひとりがなにか作るときは、全く違うことをやりなさいと言われた。メリーさん(事務所の前会長・メリー喜多川氏)からも。そういう意味でジャニーさんの中にあった“イズム”は、このKinKiのふたりがやっていることすべてひっくるめてだと僕は思っている」(剛)
7月27日にリリースされる新曲「Amazing Love」の制作秘話もたっぷり掲載。
同曲は、彼らのデビュー曲「硝子の少年」を手掛けた山下達郎が作曲、作詩はKinKi Kidsが担当した。
光一・剛共同での作詞は意外にも今作が初めてで、その制作過程では、互いについてのあらたな発見があったとも。
また、山下が感じていたという、ジャニー氏のKinKiに対する思いなども明かされている。
編集部による解説記事では、この度のアニバーサリーが、単なるアイドルグループの周年にとどまらないものであることについて詳しく書かれている。
KinKiファンのみならず、ジャニーズに興味がある人なら知っておいて損はない内容の12ページだ。
同号のメイン特集は「20代男性俳優 次の主役は誰だ?」。菅田将暉や神木隆之介らトップランナーが30代に近づくなか、次にこの世代で頭角を現すのは誰かを、「所属事務所×年代研究」、「テレビ&映画出演本数ランキング」などから探っている。
このほか、7月期の話題作を一気にさらう「夏ドラマパーフェクトガイド」、復活への動きが強まる「音楽フェス最新レポート」などの企画もラインアップ。ロングインタビューには、町田啓太、岩本照(Snow Man)、杉野遥亮、中山優馬、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会などが登場。読み応えのある記事が盛りだくさんだ。
書籍情報
『日経エンタテインメント!』2022年8月号
発売日:7月4日(月)
リリース情報
2022.07.27 ON SALE
SINGLE「Amazing Love」
KinKi Kids OFFICIAL SITE
https://www.johnnys-net.jp/page?artist=8&id=artistTop
https://www.jehp.jp/kinki