■「エルヴィスは生涯ずっと日本のファンに愛され、日本へ来てパフォーマンスすることを望んでいました。彼の夢をかなえることができて本当にうれしいです」(オースティン・バトラー)
6月24日に世界52ヵ国で公開され、全米興行収入ランキング初登場第1位を獲得した、話題ミュージックエンタテイメント映画『エルヴィス』が、7月1日にいよいよ日本公開される。
6月28日、エルヴィス役を演じ世界中で熱狂を巻き起こしている主演のオースティン・バトラーと監督のバズ・ラーマンが来日し、日本のファンと待望の対面。さらに、スペシャルゲストの玉城ティナが登壇し、今世界が注目する、新しい学校のリーダーズがオープニングアクトを務めるなど、大盛り上がりのイベントとなった。
カンヌ国際映画祭での12分間のスタンディングオベーションを皮切りに、世界中で大きな注目と称賛を集めている本作。史上最も売れた偉大なソロアーティスト、エルヴィス・プレスリーを見事に演じ切り、その素晴らしい演技とライブパフォーマンスが絶賛を浴びているオースティン・バトラーは、今回が初来日となった。
また、本作の監督を務めたバズ・ラーマンは『華麗なるギャツビー』以来約9年ぶりの来日とあって、会場には今世界中で話題沸騰中のふたりをひと目見ようと大勢のファンが集まった。
まず初めに会場に到着したのは、スペシャルゲストの玉城ティナ。続いて本作の応援アンバサダーを務める新しい学校のリーダーズが登場し、エルヴィスの代表曲「監獄ロック」に合わせて迫力満点のオープニングダンスを披露し会場を大いに盛り上げると、オースティン・バトラーとバズ・ラーマンがステージに登場。会場に集まったファンは色とりどりに光るペンライトを振り、大きな拍手でふたりを迎えた。
白いスーツを身にまとったオースティンと、真っ黒なスーツに「ELVIS」の文字が輝くベルトを身につけたバズ監督は、写真撮影や会話に快く応じ、集まった日本のファンとの交流を楽しんでいた。
ファンサービスを終えたオースティンは、ワールドツアーの最終目的地である日本へ到着した心境を「エルヴィスは生涯ずっと日本のファンに愛され、日本へ来てパフォーマンスすることを望んでいました。だから彼の物語を描いた映画のプロモーションという形で彼の夢をかなえることができて本当にうれしいです。そして今夜カラオケに行くのがとても楽しみなんだ」と語った。
また、アメリカで週末の興行収入No.1を記録するなど大きな反響を受けていることについてバズ監督は「1位になれたことはもちろんとてもうれしいけど、今週末アメリカでは本当にいろんな種類の映画を上映していたので、たくさんの人々がまた劇場に戻ってきてくれたことがとてもうれしいです。スマホで映画を観るのもいいけど、大きなスクリーンで知らない人たちと一緒に泣いたり笑ったりするのはとても大切な経験だと思います」と語り、「日本の皆さんもぜひ映画館でエルヴィスの生きざまを観て、彼を『キング・オブ・シネマ』にしてください!」と、本作の公開を心待ちにする日本の人々へメッセージを送った。
また、ライブシーンの演出のこだわりを聞かれたバズ監督は、「ライブシーンはカット割りをせずオースティンがずっとパフォーマンスしていたんです。僕が30年以上一緒に仕事をしているスタッフが『僕はいろんな作品に携わってきたけど、こんな体験をするのは初めてだ!』と言うほどに、オースティンの仕事ぶりはすごかったのです。つまり僕は特に演出はしておらず、とにかくスタッフにカメラを回し続けるよう伝えただけなんです」と答え、エルヴィス役を演じることが決まってから24時間365日をエルヴィスの研究に費やし、長年の役作りに臨んだオースティンを絶賛した。
さらにスペシャルゲストの玉城からエルヴィスのいちばんの魅力を尋ねられたオースティンは、「僕にとっていちばんの魅力は彼の人間性です。映画の撮影にあたって彼についてのたくさんの事実を知り、何が彼を駆り立てるのかということを学び、知れば知るほど愛に溢れた人だと思いました。彼のことが大好きです」と答え、大スターの内側に隠された人間性を知ることでさらに魅力的に見えることを語った。
最後にオースティンとバズは、会場に駆け付けたファンたちと一緒に記念撮影。イベントは大盛況のなか幕を閉じた。
映画情報
『エルヴィス』
7月1日(金)日本公開
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
リリース情報
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映画『エルヴィス』公式サイト
elvis-movie.jp