■上白石萌音、過去からの学びやこれから実践したいことを語る!
まるごと1冊SDGsを特集する『FRaU』2022年8月号が、6月29日に発売される。
SDGs号11冊目となる今号では、「TAKE ACTION この星と私のために、いまできること。」として、具体的なアクションに繋げるためのヒントや事例を紹介。その表紙とカバーストーリーに、映画、ドラマ、舞台に、俳優として、歌手としても活躍する上白石萌音が登場する。
取材と撮影が行われたのは爽やかな初夏の香りが漂う5月のある日。カバー企画は「温故知新」をテーマに、上白石が約100年前に創設された東京・池袋にある“自由学園明日館”を訪ねるというもの。学校は、1921年設立の女学校で、校舎の設計を担当したのは建築家フランク・ロイド・ライトと遠藤新。東京の名建築のひとつとして知られ、現在は重要文化財に指定されている。
最初の撮影で講堂に足を踏み入れた上白石は「わあ……!」と思わず感嘆の声。窓の意匠に沿った形で光が差し込む様子や、建築や家具の造りの美しさに見惚れているようだった。「以前テレビで見て、ずっと来てみたいと思ってたんです」。撮影では、整然と並ぶ椅子に座り、天井を見上げたり、目を閉じたり、椅子の背もたれに手を触れながら何かを考えている様子。聞けば「こんな学校で学べたら、生徒たちも本当に幸せだな、感性も磨かれるだろうなって、そんなことを思っていました」。
次の撮影では、校舎の真ん中にある芝生に移動。青々とした天然芝に裸足になった上白石は、「気持ちいい!」と笑顔でひと言。「ずっと自然のある場所で育ったので、草や葉っぱの匂い、大好きなんです」と、うれしそうに駆け出し、軽やかにステップを踏んでいた。その後も衣装を着替えては場所を移動し撮影。忙しい合間を縫った撮影にも関わらず、そんな疲れも見せずに笑顔で応えた上白石。この日は全部で6つのスタイリングに身を包み、様々な表情を披露した。
インタビューでは、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で激動の時代を生きた女性を演じたこと、過去を生きた人々から学ぶこと、最近ハマっている読書のこと、そして行動することなどについて、じっくり語っている。
PHOTO BY AYUMI YAMAMOTO
書籍情報
『FRaU』2022年8月号
発売日:6月29日(水)
表紙:上白石萌音
定価:1,200円(税込)
発行元:講談社
上白石萌音 OFFICIAL SITE
https://kamishiraishimone.com/