■「もっともっと元気を、笑顔を、生きる活力を与えるから、会いに来てください」(Novelbright・竹中雄大)
Novelbrightが6月23日・24日に念願の日本武道館ワンマンを開催した。
今年2月にスタートし、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策を施したうえで全国13ヵ所を巡ってきた『Novelbright LIVE tour 2022 Hope Assort tour ~ 「路上ライブから武道館へ」的なよくある目標を実現させちゃうツアー ~』のファイナルを飾る2days。レポートするのは、WOWOWでの生中継・生配信も行われた24日公演の模様である。
待ちわびる観客たちのソワソワとした気配が伝わってくる開演前。やがて暗転すると、水の滴る音が会場に響き、スクリーンにはオープニングVTRが映し出される。神秘的な青い光に包まれて一列に並ぶメンバーのシルエットのあと、ツアータイトルが投影。ステージの門扉が左右に開き、赤いレーザービームが闇を切り裂きながら1曲目の「seeker」がスタートした。
日本テレビ系ドラマ『真犯人フラグ』の主題歌としての書き下ろしで、作品のスリルを増幅させたこの曲。竹中雄大(Vo)、山田海斗(Gu)、沖聡次郎(Gu)、圭吾(Ba)、ねぎ(Dr)は、助走なく冒頭からピークに達している驚異のテンションでパフォーマンス。曲が進むにつれ、ステージから客席へと溢れ出していったスモークは、5人の歌唱、演奏、全身から溢れ出るエネルギーを可視化しているようだった。
「武道館! ツアーファイナル、ぶちかますぞ!」と荒々しく雄大がシャウトすると、金テープが勢いよく噴出。ムードは明るく一変し、チーム戦略バトルゲーム『ポケモンユナイト』のコラボレーションソング「Okey dokey!!」を披露。スティックを回したり空中に舞わせたりして、ねぎは全身から生命力を溢れ出させていく。間髪入れずメジャーデビュー曲「Sunny drop」を畳み掛け、いずれも様々なリズムでのクラップをファンと共有し、一体感を高めていく。
「もっと行けるか、武道館!」(雄大)という煽り文句から「さよならインベーダー」へ突入すると、極彩色のLEDが輝くまばゆい世界へ。聡次郎と海斗は互いの立ち位置を入れ替わって行き交い、ステージ左右にせり出した花道の突端でギタープレイ。硬質なデジタルロックに載せ、コロナ禍の鬱憤を直接的な表現で吐き出すような、痛快な歌詞が突き刺さってくる。歓声をあげることはできないなか、オーディエンスは拳を突き上げて身を揺らした。
「今日という日を本当に僕ら楽しみにしていました。ツアーファイナルです! 僕らにとっても、そして皆にとっても、忘れられない最高の1日にしましょう!」(雄大)とアウトロ中に叫んだ後、フロント4人はねぎのほうを向き、5人で呼吸を合わせてフィニッシュ。怒涛の序盤が終わり、一瞬の静けさが訪れた。
集まってくれたオーディエンス、WOWOWの生中継・生配信で観てくれている人たちへの感謝を熱く述べたあと、「皆と一体感をつくれたらな、と思います」(雄大)との言葉から「愛とか恋とか」へ。
5月18日にリリースしたメジャー2ndフルアルバム『Assort』の先行配信曲で、思わず口ずさみたくなるような、その軽やかさがNovelbrightとしては新鮮なラブソング。圭吾はシンセベースに挑み、聡次郎と海斗は温かなアコースティックサウンドを紡いでいく。
移り変わる四季の情景、薄桃空の空などが映し出され、温かな空気感が会場に広がったかと思えば、次曲「戯言」では一気に妖艶な秘め事の世界へ。『Assort』で異彩を放つ海斗曲である。アコースティックギターとエレキの2台を交互に弾きながら、自作で描いた複雑な恋愛の心模様を、音でも表現していく。
続く「Too Late」は英詞のシンセポップに挑んだ新機軸曲。セピア色に加工されたステージ映像には日本語訳が重ねられ、歌の世界を丁寧に届けていく。同じく英詞曲の「Friends for life」(メジャー1sフルアルバム『開幕宣言』収録)は、きらめく海の水面や波打ち際の俯瞰映像も美しく、相乗効果で曲の世界へと深く惹きこまれていった。
深い余韻が残るなか、圭吾は汗で乱れた髪のチェックに余念がない、という話題で笑いを誘いながら、雄大は来場者へ改めて感謝を述べると、「こういう時代だからこそ音楽が必要だと思っている」と熱弁。「僕らの音楽の力で少しでも癒やせたら」とも語り、切なさに満ちたバラード「夢花火」を届けた。
スクリーンには線香花火が映し出され、儚くも熱く燃えるイメージを想起。細かいビブラートの掛かった雄大の歌声は、心の震えを映し出すかのよう。ラスト、聡次郎のエモーショナルなギターソロは胸を打った。
ブルーのレーザービームが扇状に光の帯を広げていく光景のなか、別れのバラード「ふたつの影」を続けると、客席の天井には光で星座が結ばれていく。雄大の歌唱はもちろん、ねぎの繰り出すタメの効いた一打一打、むせび泣くような海斗のギター、全員がそれぞれに楽器で“歌って”いた。
「ぜひ、座って聴いてください」(雄大)との呼び掛けで、アコースティックコーナーへ。
聡次郎が奏でるピアノに乗せて語り始めた雄大は、 1st『開幕宣言』を“名刺代わり”と位置付け、対する2nd 『Assort』は「自分たちのやりたいこと、いいとこ取り、選りすぐり」と表現。コロナ禍で夢や希望を感じづらい世の中になっている状況下、少しでも“希望を集めたい”という想いがツアータイトル(Hope Assort)に込められている、と明かした。
ツアーサブタイトル(「路上ライブから武道館へ」)にも言及し、路上ライブを大事にしてきたバンドとしてアコースティックコーナーを設けた旨をコメント。メンバーも全員座って、「ふたつの影」の続編バラード「ワンルーム」をまずは届けた。
ねぎはカホンに加えシンバルをプレイ。雄大は椅子に腰掛けつつも、立ち上がりそうになるほど前のめりになって歌に力を込め、圭吾も座ったままながらベースのフレーズは激しく動き回っていた。雄大得意の口笛に続いて「また明日」を披露。対話するような聡次郎と海斗のアコースティックギターが美しく絡み合い、やはりこの曲でも全員が“歌って”いて、全員の呼吸がピッタリと合っていた。
しっとりと聴かせるゾーンはこれだけで終わらず、むしろここからさらに深まっていく。
延べ1,000万回再生に迫る勢いの一発撮りのライブパフォーマンスを切り取るYouTubeチャンネル『THE FIRST TAKE』で公開された「ツキミソウ」に見立てた映像が映し出され懐かしく見入っていると、ハッと息を呑んだ。歌の始まる直前で映像が途切れ、ステージで歌唱する実物の雄大に切り替わったのである。
1コーラスアカペラで歌い終えたところで、ピアノ、続いてストリングスカルテットがステージに出現。力強くも清らかに澄んだ、とてつもない熱量と想いのこもった歌声を、雄大は全身を大きく動かしながら放っていった。一瞬、逆光でシルエットになったあと、赤い照明の世界が大サビで広がって、盛り上がりは最高潮に。曲が密やかに終わると、ひときわ大きな拍手が会場に鳴り響いた。
カルテットが再び演奏を始めるなか、メンバー全員が再び揃って「ライフスコール」へ。映画『犬部!』の主題歌となったドラマティックなナンバーで、バンドサウンドとストリングス、ピアノが融合した疾走感のある壮大な楽曲。ステージ上の全員がパワー全開で歌い、音を鳴らし、エネルギーがステージに充満。それを浴びたファンは手拍子で想いを伝え、ステージとの熱のやり取りが止めどなく繰り返されていた。
爽快感に浸っていると激しい雨音のSEが流れてきて、スクリーンを稲光が走る。デジタルのスリリングで重厚なビートが響き、インスト曲「Anima」へ。楽器隊メンバーの姿がスクリーンに4分割で映し出され、それぞれのプレイの持ち味と魅力を前面に打ち出し、時にはバトルしたかと思えば寄り添い合って、音の化学反応で火花を散らしていく。立ち尽くして聴き入っていたオーディエンスは大拍手を送った。
すぐさま「Morning Light」へ雪崩れ込むと、雄大が合流し「さあ、武道館! ここから後半戦!」と叫んで熱唱。コーラスパートのシンガロングはコロナ禍で求めることができないが、Novelbrightの渾身の歌と演奏に対し、勢いよく両手を捧げて気持ちを伝えようとする観客。5人で互いに向き合って呼吸を揃えたあとの大サビでは、すさまじい一体感が会場に生み出されていた。
『Assort』収録のサイケデリックなディスコチューン「Kii-Kii Cat」は、楽器を持ったカラフルな猫のアニメーションが賑やかにスクリーンを横切り、雄大、聡次郎、海斗、圭吾は前へ出てリズムに乗せてジャンプを繰り返した。メンバー紹介を盛り込みながらの各ソロ回しもテンポ良く、演奏も魅せ方もダイナミックで華麗だった。
『Assort』に収録された、Novelbrightの王道の進化系キラーチューン「ファンファーレ」は、MVを背にパフォーマンス。ファルセットを駆使した雄大の華やかな歌声と、エネルギッシュな演奏。“信じて踏み出せ”とエールを送る熱いメッセージソングだが、決して押し付けることなく不思議な清涼感とともにすんなりと心に届く。「めちゃめちゃ楽しいです、ありがとう!」と笑顔を弾けさせた雄大は汗だくだった。
続くMCでは、ツアーを振り返って面白おかしく想い出話を繰り広げ、おふざけモードに脱線していくと「今日は5人とも親(が観に)来てるからな(笑)」(雄大)と自制。ファッションリーダー海斗の衣装を雄大がいじったり、ねぎがこの日導入した扇風機を使ってミニコントのようなやり取りを展開したり。前半はコミカルな話題に終始した。
武道館公演前夜にはメンバー揃って食事をしたそうで、帰りにドン.キホーテに掃除用クエン酸を買いに行く雄大にメンバー全員が付いてきてくれた、と述懐。「エモい。うれしかった」と雄大は振り返り、終電を逃さないよう走って帰ったという聡次郎は「昔と変わらんなぁって」と懐かしそうに笑った。
MCの後半ではギアが切り替わり、雄大はこれまで抱えてきた悔しさを吐露。「3年前、いろんなSNSで、コイツらの曲は薄っぺらいとか、すぐ消えるとか、コイツらのやってる音楽は嘘つきで何も響かない、とか言われた」と述懐。「俺たちは路上ライブをして、アルバイトを全員辞めて『頑張って売れようぜ!』って。それでやっと1曲世に出てここからだってときに、アイツらは“どうせすぐ消える”とか“ただの路上ライブバンドでしょ”とかSNSでコメントを書かれました…アンチがいすぎてムカついたけど、武道館に行ったら見返せるんじゃないかな?って」と、その悔しさを原動力に進んできたことを熱く語った。
「こいつらはこの曲しかないっていっぱい言われたよ。だけど、その曲のおかげで武道館まで来たぞ! だから、あの日の自分は間違ってなかったんだということをしっかり証明してやろうぜ!」「あのときギャーギャー言ってたヤツ、全員この曲で見返してやろうぜ!」と叫んで、ブレイクの起点となった大切な曲「Walking with you」を投下。悔しさから生まれたエネルギーを瞬時に清らかな水に変換したような、澄んだ歌声を響かせていく雄大をはじめ、5人は全身全霊、ピュアなパフォーマンスを繰り広げていく。
「青春旗」を畳み掛けると客席にはグッズのフラッグがはためき、壮観な眺め。目まぐるしいフォーメーションチェンジをしながら、大胆に攻めたプレイを見せていくメンバーたち。聡次郎がセンターで台に乗り、仰け反って弦をかきむしるようにギターソロ。その頃ステージ左端へ移動していた雄大は、ダッシュでセンターへ戻って大サビを熱唱。
大きな盛り上がりのなか曲を締め括ると、「Designs of Happiness」を勢いよく駆け抜けるように披露すると、「18歳のときにつくった大切な歌です。この曲をここで歌える日が来て良かった」(雄大)との言葉から「Photo album」へ。スクリーンには過去のライブ写真や楽屋でのオフショット、ステージ上でのメンバー間の絡み合いなど、貴重なショットの数々が映し出された。
これまでのNovelbrightの歴史と、そこにある想い、信頼関係がまざまざと感じ取れる、宝物のような写真である。夢を叶えるために走り続けてきた彼らの物語をそのまま言い表しているような歌詞が胸に響いた。ラスト、大写しになったのは、ステージで肩を組む5人の姿を捉えた写真。歌い終えた雄大はマイクを通さずに「ありがとう!」と絶叫した。
「めちゃめちゃ幸せです、本当にありがとう!」(雄大)と改めて感謝を述べると拍手が起こり、その音は次第に大きくなっていった。ツアーが無事ファイナルを迎えられたことのうれしさを噛み締めながら、自身が「重度の喘息持ちなので」と明かし、「正直、ヤバい時もあったんですけど、皆のサポートのお陰でなんとか走りきることができました」と安堵。ツアーを共に回ったチームのスタッフに謝辞を述べると、スクリーンに「みんな5人が大好きです! お疲れ様でした!!! From Novelbright CREW」というお礼の言葉が映し出されていた。
さらに「ツアーで出会ってくれた皆さん」と呼び掛け、ライブに足を運んだファンに感謝。「学校でも職場でも、子育てのなかでも、悩みはあると思う。毎日毎日歩んできてくれたお陰で、出会えたと思う」と語り、一人ひとりの生活に思いを馳せ、寄り添う姿勢を明示。一人ひとりが悩みながらも日常を頑張って生き抜いたからこそ、ライブという場に辿り着き、出会うことができる。その尊さを熱く語り掛けていた。
また、個人的な話であると断りながら雄大は、最近祖父を亡くしたことを明かすと、悲しみに沈む祖母を武道館に招待できた喜びを溢れさせた。また、父親もかつてミュージシャンとして武道館を目指していたと言い、「おやじの夢も叶えたぞ!」と笑顔で呼び掛けた。そして大好きな仲間であるメンバーと出会えたこと、「そして、何よりも大好きなあなたと出会いました」と真っすぐ客席を見つめ、支えてくれるファン一人ひとりへの感謝を述べた。
雄大の想いが迸る熱いMCに、メンバーは涙を溢れさせていて、その姿が大写しになるとこちらも込み上げてくるものがある。「もっともっと元気を、笑顔を、生きる活力を与えるから、会いに来てください」と慈しむようにファンに語り掛け、「日々支えてくれている感謝を、この歌に込めます」と宣言すると、「拝啓、親愛なる君へ」を丁寧に歌い届けた。
雄大のMCにひとり涙を見せなかった海斗は、とびきりの笑顔でコーラスを歌い、その表情は心底楽しそうで、リラックスしているようだった。5人それぞれがありのままであり個性的で、各自の表現を追求しながらバンドとして前進するため、一丸となっている。そんな姿が眩しかった。
本編ラストは、『Assort』のラストを飾る「流星群」で締め括った。ステージ背後に広がる星空の照明と、ファンが灯すスマートフォンの光が織り成す、美しい光景。すべての想いをこの場所に封じ込め、永遠にしようと試みるかのような、祈りに似た歌と演奏だった。
アンコールを求める熱い手拍子に呼び込まれて、公式グッズTシャツに着替えたメンバーが再登場。同じく公式グッズのサニードロップの宣伝タイムを経て、最後に合流した雄大は「僕たちの人生のなかでも、いちばんいい日になったんじゃないかな? と思います」とコメント。「せっかくの武道館ファイナルですし、新曲やります!」との言葉から、先週できあがったばかりの新曲「どうして」を披露した。
「先週できました。できたてホヤホヤの、すごく切ないバラードです」と雄大が紹介したとおり、“大嫌いだよ”という言葉の奥に“大好きだよ”という本心を秘めた、美しいメロディーを誇るミディアムテンポの失恋ソング。オーディエンスは集中して聴き入っている様子だった。
フィナーレに選んだのは、「開幕宣言」。同名の1stアルバムのリード曲であり、2021年の大阪城ホール公演では幕開けを飾った大切な曲。ちょうどこの日、『スッキリ』(日本テレビ系)の全国高校生ダンス部応援企画「ダンス ONE プロジェクト‘22 」のテーマ曲への抜擢が発表されたばかりでもあった。
この日何度も繰り返してきた言葉を用いながら、雄大は曲間で「本当に、生きてきて間違いなく今日がいちばんでした! ありがとうございました!」と最大級の表現で想いを表明した。終わりを惜しむような、長く音を鳴らし続ける掻き回し。ツアーファイナルの締め括りに、ここから始まっていくのだ、という決意と気迫を込めた選曲をしたNovelbright。今後がますます楽しみになった。
ファンを背にした記念撮影を前に雄大は、矢継ぎ早に重大告知。秋には対バンツアー『KICK THE AGE TOUR Vol.2』を開催すると発表し、さらにはその前に「6月27日、俺たちがたくさんライブをしてきた渋谷O-Crestでワンマンやります」とも。大阪では昔よく行っていた企画だと解説し、「裏ファイナルをやります!」と意図を補足説明した。
ツアーはいったん終わったとは言っても、すぐ次に会う“約束”をファンと交わした彼ら。メンバーは5人で一列になりステージの端から端へと移動して丁寧に挨拶。最後にひとり残った雄大が代表して感謝を述べ、「応援していて良かったな、と思えるようなバンドになるんで、これからもよろしくお願いします!」と語り掛け、終演したのは21時30分頃。赤裸々でエモーショナルで真っすぐなNovelbrightの姿が心を揺さぶったツアーファイナル。今後の行方を見守っていきたい。
TEXT BY 大前多恵
PHOTO BY KEIKO TANABE(メイン写真)
■『Novelbright「Novelbright LIVE tour 2022 Hope Assort tour~「路上ライブから武道館へ」的なよくある目標を実現させちゃうツアー~』
2022年6月24日(金)東京・日本武道館
<セットリスト>
01. seeker
02. Okey dokey!!
03. Sunny drop
04. さよならインベーダー
05. 愛とか恋とか
06. 戯言
07. Too Late
08. Friends for life
09. 夢花火
10. ふたつの影
11. ワンルーム
12. また明日
13. ツキミソウ
14. ライフスコール
15. Anima
16. Morning Light
17. Kii-Kii Cat
18. ファンファーレ
19. Walking with you
20. 青春旗
21. Designs of Happiness
22. Photo album
23. 拝啓、親愛なる君へ
24. 流星群
[ECORE]
25. どうして
26. 開幕宣言
セットリストプレイリスト
https://Novelbright.lnk.to/20220624_budokan
Novelbright OFFICIAL SITE
https://novelbright.jp/