■「自分のすぐ近くで起こっている誰かの日常の一部だと、親愛の情を持って読んで頂けたら嬉しいです」(Uru)
Uruが自身初の短編集『セレナーデ』をデビュー記念日となる6月15日に発売。リリースにあわせて同日18時にニューシングル「それを愛と呼ぶなら」収録曲「セレナーデ」のMVをオフィシャルYouTubeでプレミア公開することが決定した。
短編集『セレナーデ』は、デビュー時よりライブ会場やオフィシャルファンクラブ内で発表してきた、自身の楽曲を元に同名の物語を書籍としてまとめたもので、「しあわせの詩」と「鈍色の日」、そして書き下ろしとなる「セレナーデ」を加えてUru初の書籍として刊行されたもの。
カバー写真はUruのシングル「remember」「プロローグ」「あなたがいることで」のジャケット写真も担当した写真家の岩倉しおりが担当している。
物語「セレナーデ」は、摂食障害で悩む高校三年生の葵、恋人の隼人、幼馴染の陽が、それぞれの過去や悩みと向き合い他者と触れ合うことでそれを乗り越え前に進む姿を描く、瑞々しい青春群像劇。
Uruは書籍発売にあたり、「本を読む事が大好きですが、まさか自分が読み手から書き手に変わる機会を頂けると思っていませんでした。自分ではない他者との関わりの中で愛を求めたり踠いたりしながら自分という人間をより深く知っていくような、そんな心の機微を書きました。胸を刺すような表現もあるかもしれませんが、自分のすぐ近くで起こっている誰かの日常の一部だと、親愛の情を持って読んで頂けたら嬉しいです」とコメントしている。
物語の元となる楽曲「セレナーデ」は、6月1日に発売のTBS系 日曜劇場『マイファミリー』主題歌としても話題を呼ぶニューシングル「それを愛と呼ぶなら」に収録されており、作詞・作曲をUru本人、編曲をUruの楽曲アレンジを数多く手がけるトオミヨウが担当。胸を締めつけられるほどもどかしく美しい、大切な人への一途な想いを丁寧に歌った楽曲だ。
6月15日18時に公開されるMVは、新進気鋭のイラストレーター・アニメーターのがーこが手掛けており、楽曲や物語同様にノスタルジックな全編アニメーションで構成された映像となっている。
Uruは、7月より全国10ヵ所11公演となる過去最大規模のホールツアー『Uru Tour 2022「again」』の開催が決定している。
(c)TBS
書籍情報
『セレナーデ』
著者:Uru
発売日:2022年6月15日
判型:四六判
総ページ数:288ページ
発行:KADOKAWA
収録作品
「しあわせの詩」
私は病院で不思議な光を浴びてから、体に異変を感じるようになる。夫と息子の3人の幸せな日々に、予測できない奇妙な運命が待っていた。
「鈍色の日」
僕が自死を決意した日、実家で暮らす母から荷物が届いて――。
「セレナーデ」
摂食障害で悩んでいる、高校三年生の葵。ある出来事を境に、恋人の隼人、幼馴染の陽との関係が崩れていく。瑞々しい青春群像劇。
リリース情報
2022.06.01 ON SALE
SINGLE「それを愛と呼ぶなら」
『セレナーデ』特設サイト
https://kadobun.jp/special/uru/serenade/
Uru OFFICIAL SITE
https://uru-official.com/