正体不明のアーティスト・YOAKEの「ねぇ」が配信ヒット！振付を真似たダンス動画も大流行

■「ねぇ」MVには元男の子として生まれ女性として生きる人気YouTuber・青木歌音（あおきかのん）が出演

5月末、突如としてLINEMUSIC等、配信サイトのチャートにランクインした曲がある。

無名の新人アーティストYOAKE（読み：ヨアケ）が歌う「ねぇ」。

5月下旬に高校生TikTokerが「ねぇ」を使ったダンス動画をUPしたところから、その振付を真似する動画が大流行。現在は「#ねぇチャレンジ」をつけたダンス動画も投稿され、6月14日時点でこの楽曲を使った動画は約3万件以上投稿されている。

結果、Spotifyのバイラルチャートや、LINE MUSICのリアルタイムランキングでTOP10入りを果たしたのをはじめ、各配信サイトにもランクインし、今やティーンを中心に大ヒットの兆しを見せている。

YOAKEは、2020年12月から突如オリジナル投稿を始めた無名の新人。曲によって歌い手が異なり、編成も自由自在。固定メンバー不在の謎のアーティストだ。作り出す音楽はジャンルに縛られず、これまでもバラード、ポップス、ピアノロックなどまったく違うタイプの楽曲を発表している。

今作「ねぇ」は2021年に発表された「なぁ」に続く、未練たっぷりの失恋ソング。MVには元男の子として生まれ女性として生きる人気YouTuber・青木歌音（あおきかのん）が出演。こちらのMVもTikTokの人気のあとを追うように突如として再生数が急上昇中だ（6月14日時点120万回再生）。

YOASOBI、ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに、名前に“夜”がつくアーティストのブレイクが続く中、あらたなアーティストとして登場したYOAKEに注目だ。