■イベントにはなかやまきんに君、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔、ファーストサマーウイカ、BOYS AND MENなどが登場
『オールナイトニッポン』の放送開始55周年、『西川貴教のオールナイトニッポ
ン』の放送開始25周年、さらに、現在放送中の『西川貴教のちょこっとナイト
ニッポン』の10周年という3つの周年を記念した、西川貴教によるエンタメ
ショー『オールナイトニッポン55周年 西川貴教のオールナイトニッポン25周
年 西川貴教のちょこっとナイトニッポン10周年 周年ナイトニッポン』が6月12日、東京国際フォーラム・ホールAで開催された。
なかやまきんに君、ゴールデンボンバーの鬼龍院翔、ファーストサマーウイカ、BOYS AND MENなど西川貴教にゆかりの深い様々なゲストとのトーク&企画で会場に集まったリスナーを楽しませ、幕を閉じた。
会場に集まったリスナーが拍手を始めると同時に、会場内にはT.M.Revolutionの代表曲「HIGH PRESSURE」が響き渡る。
ステージ上のビジョンには西川の過去から現在までのマイク前写真やアーティスト写真が映し出されるとともに、西川と古くから親交のある垣花正アナウンサーのナレーションで、番組の輝かしい歴史が紹介される。
そして、垣花アナの「節目の年に東京国際フォーラムにあのラジオの申し子が降臨します!」という呼びかけと同時にスモークがたかれると、一気に会場のボルテージが高まる。
しかし、ステージ中央に登場したのはなんとなかやまきんに君。
なかやまきんに君の「パワー!」というお馴染みの掛け声とポージングに大きな拍手が送られると、そのまま、なかやまきんに君の「西川貴教の周年ナイトニッポン!スタート!」のタイトルコールでイベントがスタートした。
西川の登場を固唾を飲んで待っていたリスナーが思いがけないきんに君の登場にとまどいを見せるなか、ステージ袖から西川が「こういう仕事は断ってくださいよ」とツッコミを入れながら登場。
“筋肉”“トレーニング”という共通点を持ち、最近アメリカのボディビル大会で優勝したきんに君に、まず「おめでとう!」と一言。
さらに、長年ラジオをやっているが、初めてニッポン放送のイベントに立つということで緊張しているという西川は、なかやまきんに君に「イベントの行方を“筋肉ルーレット”で占って」とお願い。
占いの結果は、イベントは成功するということで、西川はほっとした表情を浮かべていた。
改めて、西川自身が「西川貴教の周年ナイトニッポン!」とタイトルコールをすると、会場内にはビタースイートサンバが響き渡り、会場は大きな拍手に包まれた。
まず、ステージにはラジオブースが登場。
いつもの番組と同じように、西川が届いたメールを丁寧に紹介していく。当日は東京国際フォーラムにいるリスナーからもメールを受け付けており、「本当に客席から送っておりますが大丈夫ですか?」というメールが紹介されると会場は大盛り上がり。まさに、ラジオ局ならではの双方向なイベントが展開された。
続いて、「被告・西川貴教 公開裁判!!」のコーナーへ。これまでの歴史のなかで、西川に被害を受けたと訴える芸能人やスタッフが登場し、西川に被害を訴えていくことに。
おどろおどろしいBGMと共にステージに現れたのは、“検察官”のファーストサマーウイカと鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)。
「西川貴教 むちゃくちゃやってきた罪」という罪状がスクリーンに映し出されるも、西川は「まったく身に覚えがない」と言う。そんな西川に罪を訴えるのは、番組の元ディレクターやニッポン放送の吉田尚記アナウンサー、そして鬼龍院。
特に鬼龍院は、西川がニコニコ生放送で行っていた番組にゲスト出演した際、当時住んでいた場所をバラされた歴史が。
被害を訴える鬼龍院に対し、西川は不満顔を浮かべる。実は鬼龍院はこのネタをいろんな番組で語っており、「このネタでいくらギャランティーをもらったんだ!」と逆に追求される場面も。
西川が有罪か無罪かは、会場に集まったリスナーが判定。拍手を募った結果、見事に“有罪”となった西川に下された判決は「ニッポン放送で3万年しゃべり続けるの刑」。
これに対し、西川は「なんなんそれ!」と不満を言いながらも、笑顔を浮かべていた。
再び登場したラジオブース。西川のファンということで夫婦できょうは会場に来ているというリスナーからのメールや自身が西川の30年来のファンできょうは子供と一緒に来ています、というメールが紹介されると会場は拍手とともに温かい雰囲気に包まれた。
続いて、BOYS AND MEN(以降、ボイメン)が、かつて“ガムテープを巻いているようだ”と言われた西川の「HOT LIMIT」での衣装を、そのままガムテープで再現して登場。
きわどい衣装ながら、メンバー全員で「HOT LIMIT」を熱唱すると会場は大きく盛り上がり、割れんばかりの拍手が送られた。
ガムテープの衣装のままのボイメンとともに行う企画は「足つぼ卓球」。
その名の通り、足つぼマットの上で卓球をするのだが、25回ラリーを達成できたら1か月間『西川貴教のちょこっとナイトニッポン』でボイメン特集を放送するというご褒美付き。
しかし、失敗したら10年間ニッポン放送を出入禁止という重すぎるペナルティ付き。失敗リスクは高いものの「自信あります!」と堂々とした表情を浮かべるボイメンだったが、「足つぼ効かないです!」と言った辻本達規がさっそく「痛っ!」と大騒ぎ。
また、全員が足つぼから逃げ出したりと、会場のリスナーも失敗を確信。
しかし、落としても続けるという執念でなんとか成功。
西川からも1ヵ月間ボイメン特集をするという約束を引き出し、ボイメン全員で大喜びしていた。
そして最後のコーナーとなったのは、滋賀のふるさと観光大使である西川がゲストに「お前らジモト背負ってんのか」と覚悟を問う「東名阪vs滋賀・令和のお国自慢対決!」。
東京出身の鬼龍院翔、大阪出身のファーストサマーウイカ、名古屋のエンターテインメント集団、ボイメンが、それぞれ地元をプレゼンすることに。
ボイメンが「都会すぎなくて田舎すぎなくて住みやすい」というアピールから、美味しいのに崩れやすい地元名物「ぴよりん」や1日で世界一周できるテーマパーク「リトルワールド」、自ら描いたゆるキャラを提案したのに対し、ウイカは大阪の名物「堂島ロール」を持参。ウイカ自らが食レポし、全員からツッコまれる一幕も。
また、鬼龍院も東京名物の「セキネの肉まん」を持参してアピール。
「ご時世柄…」と西川は食べることができなかったが、浅草花やしきに一緒に行こうと約束したり、大盛り上がりとなった同コーナー。
どのご当地プレゼンが良かったかは、これも客席の拍手から判断されることになったが、全員に同じくらいの拍手が集まったことで、全員が「西川貴教認定観光大使」に決定した。
そして、『西川貴教のオールナイトニッポン』のエンディングテーマ「ルーシーはムーンフェイス」が会場内に流れ、イベントもいよいよエンディングへ。
西川は「とにかく謎のイベントでしたが、こんなにたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます! これからも頑張って参りますので、応援よろしくお願いします!」と観客にメッセージを送り、これからも番組が続くようにと願うリスナーからの拍手喝さいで、3つの番組の記念すべき周年イベントは幕を閉じた。
同イベントは6月19日23時59分までライブ配信で視聴が可能となっている。
ライブ配信・視聴チケットの詳細はニッポン放送のイベントホームページをチェックしよう。
イベント詳細ページ
https://event.1242.com/special/nishikawa_shunen/
西川貴教 OFFICIAL SITE
https://www.takanorinishikawa.com/