■山田涼介、渡邊圭祐の秘密を暴露!?「BTSの曲を現場で踊っていたんですが、めちゃくちゃ下手だった(笑)」
映画『鋼の錬金術師 完結編』の公開記念舞台挨拶が、5月21日に東京・丸の内ピカデリー2で行われた。
2部作の1作目となる『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』を鑑賞し、熱気冷めやらぬ観客の前に、歓声と大きな拍手に迎えられて本作で主人公のエドワード・エルリック役を演じた山田涼介、ウィンリィ・ロックベル役の本田翼、ロイ・マスタング役のディーン・フジオカ、リザ・ホークアイ役の蓮佛美沙子、エンヴィー役の本郷奏多、リン・ヤオ役とグリード役という一人二役を演じた渡邊圭祐、キング・ブラッドレイ役の舘ひろし、曽利文彦監督が登壇。
前作から約4年の月日を経て、5月20日に初日を迎えた本作。山田は「昨日公開を迎えて2日目となりますが、『鋼の錬金術師』を皆さんにお届けすることができてすごくうれしく光栄に思います」と挨拶。
本田は「今日という日を迎えられてすごくうれしく思っています。まだ実感がわかないですがやっと4年の月日を経て公開できて感動しています」、ディーンは「今日は早い時間から皆さんに劇場に足を運んでいただきありがとうございます。短い間となりますが今日はよろしくお願いいたします」、蓮佛は「ついに公開されましたが、続編がこのタイミングで公開されることに意味があると思っています。私自身この作品を観て救われました。エドたちが持つ情熱や優しさがたくさんの皆さんにこれから広がっていったらいいなと思います」と、それぞれコメント。
本郷は「前作を撮ってから時が経ってしまいましたが、キャストが誰ひとり変わることなく同じメンバーで、そして曽利さんが集めてくれた新しいメンバーで素敵な作品をつくることができました。今日は楽しんでいってください!」、渡邊は「前作が公開されたときは、この仕事をしていなかったのですが、こんな素晴らしい原作を持つ作品に参加することができてうれしいです」と話した。
そして、舘は「皆さんが思っているキング・ブラッドレイのイメージを壊していないことを祈っています」、曽利監督は「本当にたくさんの皆さんにお集まりいただき、ようやくご覧いただける日がきて感無量です。全国の皆さんに観ていただけてうれしいです」と、公開を迎えることができた喜びを伝えた。
いよいよ完結編がお披露目され、すでに作品を鑑賞したファンからはSNS上に
「前作の何倍もスケールアップしている。アクションが多く、豪華なキャストの個性的なキャラクターや演技にワクワクが止まらなかった!」
「見始めてすぐにハガレンの世界に突入! 懐かしい、みんなそこにいるじゃないか。新キャラも最高のメンツで申し分ない豪華さ。ストーリーもあっという間の展開で後編まで続くストーリーのスピード感が最高!」
「くすっと笑えてめちゃくちゃ感動しました。アニメなどで観ていたシーンがたくさんあってこれだと思いました。めちゃくちゃきになるよ! 後編早く観たい!」
といった前作からスケールアップした本作を楽しむ声や、早くも6月24日公開の『最後の錬成』公開を待ち望む声が多数投稿されている。
これを受けて山田は「原作へのリスペクトを忘れずに撮影に挑んでいたので、ハガレンをもともと観てくださっている方にそう言っていただけることはありがたいお言葉です。皆さんがおっしゃるように後編が気になる終わりだよなと思っています」と同意。
本田も「まだ私たちも『最後の錬成』を観れていないので早く後編を観たいと思ってます!」、ディーンも「僕もまだ完成を観ていないのですが、先ほど曽利さんとお話してもうすぐ完成と聞いたのでめちゃくちゃ楽しみです!」と、観客同様に『復讐者スカー』に続く『最後の錬成』の完成を楽しみにしていることを明かした。
公開を迎えたからこそ言える、撮影中のハプニングや裏話について問われると山田は「ナベちゃん(渡邊)がBTSの曲を現場で踊っていたんですが、めちゃくちゃ下手だった(笑)」と暴露。「(舞台上で)踊れますか?」と山田から無茶ぶりをされた渡邊は「仕事がなくなる可能性があるので(笑)」とタジタジになっていた。
蓮佛は「個人的に印象的だったのが、撮影中に山田君にお勧めのスチーマーについて聞かれて。それ以上きれいになってどうするんだろうなと思いました(笑)」と、山田との思い出を披露。
変幻自在に変身をすることができるホムンクルスのエンヴィーを演じた本郷は「変身したあとの体勢を変身する前の対象に合わせるんですが、今回は犬に変身することがあって曽利さんからの指示で四つん這いになったりしたんですけど、なんで僕はこの犬に合わせているんだろうと思う場面がありました(笑)」と苦笑い。
渡邊は「誰にも誕生日を言っていないのに、現場で山ちゃん(山田)が『誕生日でしょ』と袋を置いて去っていったんですが、欲しいと思っていた財布をくれたんです。財布を欲しいと言っていなかったのになんでわかるんだろう…。スターなんだなと思いました(笑)」と山田とのほっこりエピソードを披露。山田も渡邊から誕生日にお返しをもらったことを明かした。
続いてキャストからキャストへのリレー形式での質問コーナーに。山田が本作から曽利組に参戦する渡邊にCGの多い撮影現場に入って驚いたことについての質問を投げかけると、渡邊は「特殊な現場で、気持ちを作るのが難しい瞬間がありましたが、カメラの前で待機する瞬間も皆さんも役のままでいらっしゃるように見えるんです。気持ちが切れそうになると、山田君を見るとエドだと思えるので気持ちを戻してくれました」と、座長・山田のエドっぷりを振り返る。
続いて渡邊が本田に原作のウィンリィ同様に肩を出す衣装での露出があるのにもかかわらず美肌である秘訣について質問すると、本田は「たぶん曽利さんの編集ですよ(笑)」とにっこり。そして、ゲームマニアや筋トレにハマった筋肉マニアが集結した現場だったと振り返った本田が蓮佛に何のマニアかと聞くと、蓮佛は「家マニアです」と回答。家が好きで、いかに快適に過ごすことができるかを心掛けており、最近、観植物を買ったと明かした。
そんな蓮佛は、筋肉マニアであるディーンに、現場でボクシングをしていたことについて質問。ディーンは「芝居で汗をかくときに油や水をかけたりして演技の助けをしていただくこともありますが、本作では自家発電でやろうとしていました! 汗は本物です!」と、役者魂を披露した。
山田から長く芸能界で活躍する秘けつについての質問をされた舘は「ただ知らないうちに、こんなに長くなっちゃった」と笑いを誘いながら、「自分のなかで、割と好きだと思える仕事をすることにしているし、やると決めたら100パーセント一生懸命にやる」と仕事の流儀を伝授。これに対し、山田は「現場でお聞きするのもあれかなと思って。若い世代とご一緒していただき、ありがたかったです」とベテランに感謝の意を示した。
6月には『最後の錬成』を控える本作。後編が公開されるまでの間、作品を観た人にはどのようなことを期待&考察してほしいかと問われると、山田は「原作を読んだことがある方に『復讐者スカー』を観ていただいたら、ここをやるんだ! というシーンがたくさんあると思います。『最後の錬成』でも、原作どおりだな!と思っていただけるようなシーンがたくさん入っているんじゃないかなと思うので、どのように再現されているかを楽しみにしていただけたら、もっとワクワクする1ヵ月になると思います」とコメント。
本田は「『復讐者スカー』は内容がギュッとつまっていると思うのでもう一度観ていただき、原作でここあるかなと予想してもらってからもう1回観ていただけたらと思います!」、ディーンは「『復讐者スカー』をもうたくさん観ていただくことと、『最後の錬成』までの期間は漫画とアニメを見直してハガレンの魅力を再確認していただけたらと思います。曽利監督が皆さんの期待を超えるすごい物語を届けてくれると思うので、期待してください!」と回答。
蓮佛は「皆さんがおっしゃってっていたように『復讐者スカー』で、ここをやってくれるのかと思うシーンがあったかと思いますが、『最後の錬成』ではそういうシーンがさらにてんこ盛りとなっています! 漫画を読みながら“ここをやってほしいな”といったことを思いながら、ワクワクして待っていて欲しいです」、本郷は「原作やアニメ、前作をたくさん観ていただいてモチベーションをキープしていただければと思います」、渡邊は「『復讐者スカー』で僕たちの『鋼の錬金術師』への愛情が伝わったと思うので、漫画やアニメを観て愛情を高めて次に繋げていただけるとうれしいです」と、それぞれ話した。
舘は「とにかく次の作品はさらにスケールアップしていると思います」、監督は「最後の佳境でもうすぐ完成します。皆さんに3作目の大フィナーレをお届けできるかと思いますのでご期待ください」と、『最後の錬成』を迎えるにあたたってのお勧めの過ごし方を語った。
最後に山田は「全国の皆さん、本当に今日はありがとうございました。昨日から公開されて、『最後の錬成』まであと1ヵ月あります。皆さん、続きが気になっているかと思いますが、『復讐者スカー』を観た熱をこの1ヵ月間保っていただけたらうれしいです。『最後の錬成』はさらに、皆さんを楽しませる自信がある作品になっていますので、ぜひともハガレン熱を冷ますことなく、1ヵ月後皆さんに観ていただけることを願っています」と、『復讐者スカー』に続く完結編のラストを飾る『最後の錬成』をアピールし、イベントを締めくくった。
映画情報
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』
完結編二部作連続公開
『復讐者スカー』大ヒット上映中!
『最後の錬成』6月24日(金)公開
配給:ワーナー・ブラザーズ映画
(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX
(C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』作品サイト
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