■「『沖縄』と『音楽』の関係性、どういう風に沖縄の音楽が生まれて、歴史を紡いできたのか、そういう部分を紐解いていく番組になると思います」(三浦大知)
5月22日にNHK総合にて『OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル』が放送される。
この番組は、沖縄が日本本土に復帰して50年。ロック、ポップス、ダンスミュージック…と沖縄が生み出してきた数多の音楽と貴重なインタビューから、激動の半世紀をたどるミュージックドキュメンタリー。
このたび、番組に出演しているアーティストたちからコメントが届いた。
米軍基地に隣接し、様々音楽が生まれる土壌となった町・コザ。アーティストたちを取り巻く沖縄の光と影。そしてルーツである“島唄”への思いが語られる。
また番組では、Awichが、復帰50年のタイミングで発表した新作「TSUBASA」のNHKスペシャルバージョンもオンエア。
「TSUBASA」は、沖縄の「過去」と「現在」に思いを馳せ「未来」を歌いあげるヒップホップバラード。収録では、かつてのコザの町と現在の町並みをバーチャルプロダクションで再現した。最先端の映像と音楽のコラボレーションにも注目だ。
なお、番組の語りは三浦大知が務める。
■DA PUMP・ISSA コメント
コザの街にはいつも音楽があふれていて、ロック、ヒップホップ、沖縄民謡、チャンプルー文化の街。自然とこの街にいたから、いろんな音楽に触れられたし、いろんな音楽のカルチャーに精通することができて、それが身に染みついている。こういう仕事していると、あ、俺やっぱ、ここがあったから、今の俺があるんだろうなって思うんですよね。■MONGOL 800・上江洌清作 コメント
コザには、ベトナム戦争時代、明日命がなくなるかも知れないアメリカ兵相手に演奏してきた、それこそ「生きるためのロック」があって、あの世代の先輩たちがやってきたステージがあって、その上に俺らはチョンって座って(笑)。自由でありがたい環境でスタートさせてもらった。ある意味モンパチも、コザロックなのかもしれないですね■SPEED・島袋寛子 コメント
3歳の頃かな、まだしゃべれないのに、歌って踊ってたんですよ。自分でメロディー作ったりとか。アクターズスクールの見学にいったら、持たせてもらったマイクを離さなかったみたいで。母と「10年たって芽が出なければ諦める」と約束して、一人でバスに乗って通いました。レッスンがどれだけ厳しくても幸せで、厳しさすら心地よかったことは覚えてますね。■BEGIN・比嘉栄昇 コメント
歌を聴いた時にどこかでよみがえる、記憶みたいなのがやっぱり「島唄」だと思うし、全国で歌い継がれてきた歌にはそういうものがあるんですよね。自分たちが島で聴いて、人づてに聴いて、耳で覚えた、口から耳に入ってきた歌を歌いたい。土地に根ざした歌を歌えば、そこの土地で歌い継いでもらえる、それだったら最高ですよね。■Awich コメント
私もこの島から生まれた音楽に大きな影響を受けてきました。おのずと手や足が動き出
す、幸福な一体感を、この島の音楽から感じてきました。いろんな移り変わりを生き抜いてきたうちなんちゅだからこそ、そのパワーはきっとこれからも世代を超えて伝えられ
ていくはず。この節目に、沖縄の子ども達のために、娘と一緒に書いた曲を歌えてとて
も光栄です。「自分たちも羽ばたいて活躍するんだ」という気持ちを込めています。■三浦大知 コメント
今回、ナレーションをつとめさせていただきます三浦大知です。僕の故郷でもある沖縄という場所は、とても多様な音楽が生まれてきた場所なんじゃないかと思います。
『沖縄』と『音楽』の関係性、どういう風に沖縄の音楽が生まれて、歴史を紡いできたのか、そういう部分を紐解いていく番組になると思いますので、是非、皆さんチェックしてみてください。
番組情報
NHK総合『OKINAWA ジャーニー・オブ・ソウル』
05/22(日)21:00~21:54
番組詳細はこちら
https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/