■「楽曲も溜まって来たのでアルバムも作れると思う。アルバムが出来ればまた、全国のみんなにも会えるから楽しみにしていてください」(ファンキー加藤)
FUNKY MONKEY BΛBY’Sが、5月11日・12日、東京・中野サンプラザにて、再始動後初の全国ホールツアー『YELL JAPAN』のファイナル公演を開催し、無事に全国12ヵ所13公演のツアーの完走を果たした。
FUNKY MONKEY BΛBY’Sは、2021年3月11日の音楽特番でDJケミカルを含めたフルメンバーでの一夜限りの復活を経て、ファンキー加藤とモン吉の2人で表記をあらたに活動を再開。同年10月1日には、2013年6月の東京ドームでの解散ライブ以来およそ8年ぶりのワンマンライブ『WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S in 日本武道館 -2021-』を日本武道館にて開催するなど、再始動後も積極的に活動を加速させていた。
そんななかでの待望の全国ホールツアーは、2月に彼らの地元である東京・J:COMホール八王子からスタート。全国各地のファンにYELLを届け続けた。
そして、迎えた追加公演の東京・中野サンプラザでの2days。1曲目の「WE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’S」では、FUNKY MONKEY BΛBY’S時代から歌詞とタイトルを変更して披露。さらに2曲目の「ナツミ」で畳み掛けるかのように、パワフルで真っ直ぐに気持ちを届ける、ファンモンパワー全開でスタートした。
冒頭のMCでは、「全国ツアー『YELL JAPAN』ツアーファイナル! 俺たちがWE ARE FUNKY MONKEY BΛBY’Sだ!」と大絶叫をホール中に響かす。続けて「ただいま。そして、おかえり」とファンとの再会の喜びを、満員のBABYS(ファンモンファンの総称)と分かち合う。そうなると、もう止まらないのがFUNKY MONKEY BΛBY’Sのワンマンライブ。コロナ禍で様々な制限があるなか、ファンキー加藤の「暖かい拍手と熱い手拍子でマスク越しでも笑顔に。そして、そのマスクの下では微笑んでください」と会場に語りかけたことが現実になり、会場内に笑顔が伝播していく。
FUNKY MONKEY BABYS時代の名曲「あとひとつ」「ありがとう」「ちっぽけな勇気」「ヒーロー」を、次々にステージ狭しと走り回るライブスタイルで惜しみなく披露。
そして、6月29日に発売する再始動第2弾シングル「ROUTE 16」も、ファンキー加藤が「今日のファイナルでぜひ、皆さんに聴いてもらいたい」と、今回の追加公演2DAYSで初披露。夏を感じさせる楽曲に青春時代の仲間との想い出を懐かしみ、時が流れても変わることのない友情をテーマにしたメッセージが込められた歌詞に、会場では早くも期待値が高まるかのように万感の大拍手が送られた。
さらに、2021年9月22日にリリースした再始動後初のシングル「エール」では、事前に全国各地から集まったたくさんのファンの歌声とともにスペシャルバージョンにて披露。こんなご時世だからこそのアイデアで会場のすべての人の心をひとつにした。
アンコールでは、ファンキー加藤が「コンスタントに楽曲制作もしてきたし、6月29日には新しいシングル『ROUTE 16』も発売できる。楽曲も溜まって来たのでアルバムも作れると思う。アルバムが出来ればまた、こうして全国のみんなにも会えるから、楽しみにしていてください」と再始動第2弾シングルを超えて、さらに近い未来に再会を約束。
「ツアーが終わるとホッとする気持ちもあるんですが、みんなとの再会が楽しかったから寂しい」と2人で口を揃える。さらに「また会おうね約束だよ」と再会を約束し、ライブ最後の定番曲「西日と影法師」で全国12ヵ所13公演の全国ホールツアーを締めくくった。
PHOTO BY AYAMI KAWASHIMA
リリース情報
2022.06.29 ON SALE
SINGLE「ROUTE 16」
FUNKY MONKEY BΛBY’S OFFICIAL SITE
http://www.funkymonkeybabys.com/