■「エッジの効いたドラマになっていると思います。見慣れた感じのドラマではないと思う」(ジャニーズWEST・重岡大毅)
テレビ東京で毎週金曜24時12分から放送中の「ドラマ24」。その2022年7月クール(7月8日スタート)の作品が『雪女と蟹を食う』に決定した。
原作はヤングマガジンおよびWEBで連載され大人気を博した、新進気鋭の漫画家・Gino0808(ぎのぜろはちぜろはち)による同名作品。冤罪により人生が狂い自殺を決意した男と、時に雪女を彷彿とさせるような謎多きセレブ妻による奇妙な2人旅を描く、文学的でサスペンスフルなラブストーリーの連続ドラマ化となる。
主演はジャニーズWESTの重岡大毅。テレビ東京のドラマで主演を務めるのは初となる。
重岡が演じるのは、人生に絶望し自殺を図ろうとするも一歩踏み出せずにいる北という男。テレビ番組を観て、ふと「北海道で蟹を食べてから死のう」と思いつくが、金がないため強盗を決意。図書館で偶然出会った裕福そうな人妻を家までつけていき襲い掛かるが、その人妻の反応はなんと「乱暴さえしなければお金も性的欲求も満たして差し上げる」というものだった。
謎のセレブ人妻・雪枝彩女を演じるのは、入山法子。あまりにも浮世離れした態度と美しさに圧倒され、北が「死ぬ前に北海道で蟹を食べるために強盗に入った」と事情を話すと、「いいですね、蟹。私も一緒に北海道に行きたい」というまさかの反応。こうして、ふたりは北海道まで旅をすることになる。死を決意した男と、謎にまみれたセレブ人妻。その行き着く先にあるものとは…。
脇を固める実力派キャストも一挙解禁。彩女の夫で小説家の雪枝一騎を勝村政信、北と彩女にとってキーパーソンとなる北海道のホステス・マリアを久保田紗友、一騎の担当編集である巡健人を淵上泰史が演じる。
監督は、『全裸監督』(2019年)や日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した『ミッドナイトスワン』(2020年)など話題の作品を手掛ける内田英治。東京、日光、会津若松、青森、函館、札幌など、各地で撮影を行い、原作のロードムービーが忠実に再現される。
“愛”と“死”が融合する文学的なロードムービーの放送を、楽しみに待とう。
■重岡大毅(ジャニーズWEST)/北(きた)役 コメント
Q.本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
死にに行く話であるとか、彩女との深いシーンであるとか、今までやったことがないテーマなので、チャレンジしなさいってことだなと思いましたし、こうやって僕にオファーをしてくださったということだから、腹決めていかないといけないと思いました。Q.テレビ東京のドラマ初主演となりますが、お気持ちをお聞かせください。
テレビ東京さんは、グループとしても以前から挑戦的な企画をやらせてくれていて、今回の『雪女と蟹を食う』もドラマとしては珍しい撮り方をしているし、チャレンジさせてくれています。僕は、そういうチャレンジって結構好きなので、本当にありがたいし、うれしいです。「一緒にやりましょうテレビ東京さん!」って感じです。Q.演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
死のうと思うくらいなので、すごくつらくて、大変で、どん底なんだろうなと思います。自分はそこまでどん底になった経験がないので、どうアプローチしていこうかなというのはすごく考えました。撮影も始まりましたが、自分なりに手応えはあります。Q.撮影に向けての意気込みをお願いします。
中途半端なことはしたくないので、自分がやれるだけやったなという状態でクランクアップできるように、積み重ねていきたいと思います。そのためにまず、怪我なく元気で。そして、この現場ですいつくせるところは全部すいつくしたろうかなと思っています!Q.視聴者に見どころなどメッセージをお願いします。
エッジの効いたドラマになっていると思います。見慣れた感じのドラマではないと思う。特別なドラマって観たくないですか?(笑)皆さんも日々チャレンジしていると思いますけど、同じ時代に生きている人間がチャレンジしている姿、観てみてください。よろしくお願いします。■入山法子/雪枝彩女(ゆきえだあやめ)役 コメント
Q.本作の出演オファーを受けたときの感想、原作・台本を読んでみての感想をお聞かせください。
毎クール楽しみにしているドラマ24、内田監督で、と伺った時点で、原作や準備稿を拝読せずともやりたいと思いました。漫画には漫画の、ドラマにはドラマの魅力があり、共通して流れている文学的な香りや、過去に囚われてしまう人の葛藤、誰かを労り慈しむ気持ち、また大きなテーマである死生観というものは、今、多くの方に響くものだと思いました。Q.演じられる役どころについての印象をお聞かせください。
いつもは、人生に寄り添ったり感情を受け入れたりすることで、演じる役の人となりを手繰り寄せますが、彩女はとても掴みどころのない人に見えるかもしれません。私自身も、彩女の強い想いや、ふと見えるゆらぎに振り回されながら、彼女の人生と向き合っているからです。北さんや彩女と共に、旅を通して、他者を理解し、観てくださる方にも、そんな気持ちを促せるようなキャラクターになれればな、と思っています。Q.撮影への意気込み・見どころなどメッセージをお願いします。
実際にその場所の空気を感じながらの撮影はとても贅沢だと思いますし、ありがたいです。いい人、いい空気、美味しいごはんをたくさん注入して、彩女のいう大人の夏休みを過ごしたいと思います。精一杯、務めさせていただきます。このドラマが、あなたの生きる力になりますように!
番組情報
ドラマ24『雪女と蟹を食う』
毎週金曜 24:12〜
※7月8日(金)放送スタート
放送局:テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
原作:Gino0808『雪女と蟹を食う』(講談社『ヤンマガKC』刊)
出演:重岡大毅(ジャニーズWEST) 入山法子 久保田紗友 淵上泰史/勝村政信
監督:内田英治 柴田啓佑 松本優作
企画・プロデューサー:松本拓(テレビ東京)
(C)「雪女と蟹を食う」製作委員会
(C)Gino0808/講談社
ドラマ『雪女と蟹を食う』番組サイト
https://www.tv-tokyo.co.jp/yukionnatokani/