■「INIさんとBE FIRST、デビュー日も一緒だしなんかいつかやれたらいいねって話していたんですけど、それが実際に叶って、すごい嬉しかった」(SKY-HI)
INIがパーソナリティをつとめるレギュラーラジオ番組『From INI』(TOKYO FMをはじめとする JFN36局で放送中)初のイベント、オンラインライブ『JFN EARTHDAY SPECIAL TO THE FUTURE From INI』が、4月17日に品川ステラボールにて開催された。
イベントには、INIの他、ゲストとして KEN THE 390、SKY-HI、BE:FIRSTが出演。ライブに加え、4月22日のアースデーにちなみ、地球環境をテーマとしたトーク、ミニコーナーなどを行った。
なお、本イベントの一部は4月22日19時〜21時、TOKYO FM をはじめとするJFN全国38局ネットで特別番組として放送予定だ。
【イベントレポート】
■オープニング
INIが「KILLING PART」でオープニングを飾り、メンバーが緊張しながらも一人ひとり自己紹介と意気込みを語り、オープニングアクトを務めた。
M1.KILLING PART
■KEN THE 390ライブ
ステージに登場すると、「Overall」「Break All Remix」「インファイト」と続けて3曲を披露。「Nobody else」が流れると「紹介するぜ、ドス鯉倶楽部~!」とステージに池崎理人(「崎」は、たつさきが正式表記)、田島将吾、西洸人の3人を招待、KEN THE 390とステージ上で共演を果たした。
さらに、「Turn Up」ではSKY-HIがサプライズ登場。「今日、僕は社長として来てるんですけどね(笑)」とおどけた様子だったが、旧知の仲のふたりが見事なラップを2曲続けて披露した。
最後に「リフレイン」を歌唱、「お客さんがいる訳ではないけど、ドス鯉倶楽部やSKY-HIが来てくれていつもの自分のLIVEくらい楽しかったですね」とコメント。最後にEARTHDAYにちなみ、KEN THE 390の理想の未来を聞くと「最終的には皆が我慢しなくてもハッピーになれたらいいなという未来に。そこにたどり着くまでに多少の我慢は必要だろうけど、選択したことでハッピーになる未来になれたらいいなと思います」と語った。
【セットリスト】
M1.Overall 1verseのみ
M2.Break All Remix(2verse)~インファイト(1verse)
M3.Nobody else w/ドス鯉倶楽部 (田島・西・池崎)
M4.Turn Up w/SKY-HI
M5.LEGO w/SKY-HI
M6.リフレイン
■FUTURE SESSION
INI11名がステージ上で登壇し、未来を考えていく時間に。メンバーが地球が抱えているキーワードをわかりやすく紹介した。
1組目は尾崎匠海と松田 迅が講師に「マイクロプラスチック」のキーワードを紹介。プラスチックのごみが海流に流れ、2050年には海の中を泳ぐ魚の量をプラスチックが超えると言われているほどに。
2組目は後藤威尊と木村柾哉が講師となり、「フードロス」の授業。一人ひとりが1日にお茶碗一杯分のフードロスを生み出しており、日本全体だと1年間で東京ドーム5杯分も出ているため、フードロスを少しでも減らす工夫が必要があることを説明。
3組目は高塚大夢(「高」は、はしごだかが正式表記)と池崎理人のふたりから従来あった3Rから増えた「5R」の授業。リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)に加えて、リフューズ(Refuse):ごみの元となるものを買ったり貰ったりしないで「断る」ことリペア(Repair):壊れたら治して使うことをレクチャーした。
■BE:FIRSTライブ
デビューシングルの「Gifted」と5月18日に発売される2ndシングル「Bye Good bye」を披露。
M1.Gifted
M2.Bye Good bye
■INI・BE:FIRSTのスペシャルトークセッション
MCにはTOKYO FMの朝の情報番組『ONE MORNING』でMCを務め、自称BESTY(BE:FIRSTのファンクラブ名)かつMINI(INIのファンネーム)のユージが登場。
Q.二組が一緒になるイベントをやってみた感想は?
木村柾哉:ステージに立ってみると感慨深いです、同じ日にデビューしたといのもあるし、オーディション番組から結成されたグループですので、ステージ上で一緒に出れることが嬉しいです。
Q.BE:FIRSTの印象は?
木村柾哉:カッコいいに尽きるという感じです。曲も好きだし、それぞれのスキルが非常に高いなと思いますので、僕も日々頑張ろうと思います。
Q. INIの印象は?
LEO:人数が多いのでパフォーマンスの迫力が素敵だなと思いますし、MVが公開された日に「やばいね!」って盛り上がりますし、直接会えて幸せです。
Q.BE:FIRSTのパフォーマンスを見た感想は?
尾崎匠海:歌もめちゃくちゃ聞いているんで、思わず手が上がっちゃいました!
松田 迅:RYOKIさんのラップのとこでSKY-HIさんの隣でめちゃくちゃ盛り上がりました!
Q.INIのカッコよさは?
SHUNTO:ほとんど全部の動画を見ているんですけど、ダンスのクオリティがすごい高いので自分たちも刺激を受けて、もっと頑張らないとなって思います。
Q.デビューから約半年経った感覚は?
木村柾哉:長いようで短いですね、毎日が濃いです。
LEO:同じような感覚でギュッと凝縮されたような日々を過ごしています。
Q.BESTY且つMINIでもある人の総称を作ってみませんか?
INI・BE:FIRSTともに「ベニー…?」と反応
RYUHEIからINIへの質問「MVでの苦労話はありますか?」
西洸人:首を揺らす動きがあって、途中やり過ぎで脳震盪を起こして、後半ロキソニンを飲みながら撮りました。
後藤威尊からBE:FIRSTへ質問「食の意識をしていますか?」
RYOKI:ご飯を食べるメンバーが多くて牛丼のキングサイズとか食べますし、ジムに行き始めたメンバーとかもいますし、キックボクシングとか始めたりと……。基本みんな食べるのが好きだけど食べ過ぎちゃうとスタイルの維持もあるので、バランスを考えています。
Q.配信を見ている視聴者へ一言。
LEO:BE:FIRSTもINIも同じデビュー日ですし、素敵な音楽をこれからも届けられたらなと思いますので、MINIの皆さんもBESTYの皆さんもこれからよろしくお願いいたします。
木村柾哉:初共演ということで、これからも色々な機会で一緒に出演出来たらなと思います。ライブこれからも続くのでお楽しみください。
■KEN THE 390トークセッション
Q.SKY-HI登場の流れは?
BE:FIRSTも出ると聞いたので、現場にいるのかなと思って。連絡してみたら居ると聞いたのでお願いしてみました。
Q.SKY-HIと付き合いは長いですか?
彼が20歳くらいから知っているのでもう長いですね。昔は夜のクラブとかに今からくるって言ってきてもらっていたりしましたね。
Q.配信ライブでパフォーマンスをする点で違いは?
お客さんがいると煽ったりすることが多いので、最初は不思議だったんですけど、今日みたいにドス鯉とかSKY-HIとかが居ると、ラップを聞かせる相手がいてやりやすいですね。
Q.KEN THE 390はINIを輩出した「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」でラップトレーナーを担当、その後のINIについて。
かっこいいですよね、ファンミーティングに招待してもらったりしているので。トレーナーしているときから、教えるというより対等な距離感で接するので、自然な感じでした。めっちゃかっこいいのでこれからもどんどん頑張って欲しいです。
■INIによるエンディングライブ
4月20日にリリースする2ndシングル「I」の活動曲「CALL 119」を披露。最後に「cardio」を披露し終演。
M2.CALL 119
M3.cardio
最後に、KEN THE 390、SKY-HI、BE:FIRSTが一同にステージに集結し本イベントについて語った。
KEN THE 390:いいライブがたくさん見れたし、楽しんでライブができたのでこういう場を作っていただいて本当に感謝しています。
RYOKI:素晴らしい機会で一緒にステージを盛り上げられたこと、本当に感謝しています。ありがとうございます。EARTH DAYということで地球に何ができるかということも人対人も環境が整うことでお互い豊かになると思いますし、これからも盛り上げて、地球を大切にして行けたらなと思います。これからもよろしくお願いします。
SKY-HI:まさか最後の挨拶もいっしょにさせてもらえますとは、恐縮の極みです。自分とKENさんの関わりは音楽があって10何年も前からいつもいろんな場所でライブをやってきましたし、INIさんとBE FIRST、デビュー日も一緒だしなんかいつかやれたらいいねって話していたんですけど、それが実際に叶って、本当にピースフルで愛に満ちた空間をずっと感じられたことがひとりの人間としてすごい嬉しかったですし、この空間は地球にいいって思いました(笑)。
最後はINIのメンバー全員で「ありがとうございました!」とカメラに向かって手を振り、幕を閉じた。