■桑田佳祐、自身が出演するSOMPO新TVCMのために新曲「平和の街」を書き下ろし
桑田佳祐が出演するSOMPOグループの新TVCM『プレゼン』篇および『娘の挑戦』篇が、4月15日から全国で放映される。
CMの中で流れる楽曲は、桑田がこの新CMのために書き下ろした新曲「平和の街」。「今日という日を、楽しむために。」をキーワードに前向きなストーリーを、情緒豊かに温かく彩る。
“情に厚く、ちょっとお調子者の主人公”(桑田佳祐)の職場や私生活で起こるできごとを、温かさが感じられるユニークな演出で表現している本TVCMシリーズ。最新作では「不安な中でも未来へ向けて、前向きな気持ちで新しいことに挑戦する」という要素を加え、『プレゼン』篇では桑田演じる主人公がクライアントへのプレゼンに、『娘の挑戦』篇では娘がキッチンカーの出店にチャレンジする姿を描く。
■CMソング「平和の街」について
桑田佳祐が2022年に入って初めて発表する新曲「平和の街」は、本CMの「今日という日を、楽しむために。」というキーワードや、あらたなことにチャレンジする人の姿を描いたCMの内容とリンクしている。
前回CMに書き下ろした「金目鯛の煮つけ」からの哀愁漂う雰囲気とは変わって、1970年代の洋楽パワーポップサウンドを彷彿とさせる、弾けるようなポップナンバーとなっており、「さまざまな災いが取り巻くこの世の中では、気分が落ち込んでしまうことも多いけれど、負けずに手と手を取り合って共に今を生きよう」という前向きな気持ちになれるメッセージが込められている。
■撮影時のエピソード
本テレビCMシリーズも3年目となり、監督やスタッフとも顔なじみになっている桑田だが、部下役や奥さん役の俳優と久しぶりに再会すると、とても嬉しそうな表情であいさつを交わした。
撮影前に打ち合わせをしながらストーリーを再確認した桑田は、テスト映像を見ながら「フフフ」と笑みを浮かべ、「それにしてもすごいドラマだよね~」と、短い時間のテレビCMの中でさまざまな展開が盛り込まれていることに感心していた。
桑田の演技は独特の温かさが魅力で、音声が使われないカットでも実際に言葉を発しながら撮影に臨んだ。歩道でおばあさんを助けるシーンでは「どうぞ~」と優しく声をかけ、娘の仕事を手伝うためにエプロンを着ける場面でも「手伝いにいくぞ~」と、主人公の気持ちを代弁。おばあさんからお礼のアメを受け取るシーンでは「アメちょ~だい!」とユニークなアドリブを見せ、周囲のスタッフが笑ってしまうという一場面も。
取引先でプレゼンを行うシーンでは、指示棒を手にしながら慣れないしぐさに少し不安そうな桑田。「どんな感じかなぁ?」と質問を受けた監督が役者顔負けのお手本を披露すると、桑田は感心して笑顔を見せていたが、いざ撮影が始まると、オリジナリティを交えたコミカルなプレゼンを披露。「どうも落語みたいになっちゃうな(笑)」と照れくさそうに笑う桑田に、「じゃあ落語でいきましょう!」と監督が声をかけると、イメージが掴みやすかったようで、次のテイクで見事にOKとなった。
娘を心配しながら「あ、雨か……」と窓から空を見上げる場面では、1テイクでOKが出たにもかかわらず「もう1回やってもいい?」と自ら複数テイクを重ねる場面も。キッチンカーで娘に叱られる“オチ”のシーンでは「遠慮しないで、ドン! ってやっちゃっていいからね。そのほうがリアクションしやすいから」と激しいツッコミを要望するなど、娘に声をかける優しい父の姿もあった。
ちなみに、娘が料理の研究を行うシーンでは17テイクもの撮影が行われるなど、村上も桑田に負けないこだわりで演技に臨んでいた。
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