■「会って一緒の時間を過ごせるのは、すごく贅沢なことだったんだなと思った」(back number・栗原寿/Dr)
※初日レポートのため【ネタバレあり】となります。ご注意ください。
桜満開の春らしい陽気の中、back numberのアリーナツアーが愛媛県武道館でついに開幕した。
2019年のアリーナツアー『back number NO MAGIC TOUR2019』以来コロナ禍で幾度となく予定を変更しながら行われたファンクラブツアー、困難な状況下で音楽を届ける方法を模索しながら行った配信ライブなどを経て、ついに2年半ぶりに始動するリアルなライブとなるアリーナツアーの初日の幕があけた。
即日ソールドアウトとなった会場は開演前から期待と熱気に包まれ、back numberの3人に加え村田昭(Key)、矢澤壮太(Gu&Cho)そして初参加となる柿澤秀吉(Gu)らサポートメンバーを迎えて6人のメンバーによるライブがスタートするなり、1曲目から総立ちとなり盛り上がりを見せる。
序盤で清水依与吏(Vo&Gu)が「こういう状況のなか、一歩踏み出して来てくれたってことだと思ってるんで、今日は来てくれてどうもありがとうございます。俺たちここで一生懸命作ってきたものを一生懸命演奏することしかできないですけれど、それが俺らなりのいちばんのおもてなしなんで最後までよろしくお願いします」とライブを開催できる喜びと感謝を率直に伝えると、会場は割れんばかりの拍手に包まれた。「会って一緒の時間を過ごせるのはすごく贅沢なことだったんだなと思った」と栗原寿(Dr)、「今日本当にやれてよかったなと思った」と小島和也(Ba)も続ける。
最新曲でABEMAオリジナル恋愛番組『虹とオオカミには騙されない』の主題歌でリアルなライブでは初披露となる「黄色」や、ストリーミングチャートで9週連続1位を記録、MVが1.4億再生を超える「水平線」、「高嶺の花子さん」など人気曲も交えて披露。楽曲に寄り添う様々なシーンを見せながら、時間を忘れさせるようなステージで観客を魅了した。
4ヵ月に及ぶ『SCENT OF HUMOR TOUR 2022』は、最終日の7月21日・22日 幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールのファイナルまで、12ヵ所25公演が予定されている。
PHOTO BY 半田安政
ツアー特設サイト
https://backnumber.info/tour2022
back number OFFICIAL SITE
http://backnumber.info/